<第26回 遺伝子技術講習会>

主催:遺伝子実験施設

『Whole genome sequence and gene annotation      of human and mouse at Celera』


 今回は、遺伝子実験施設を中心に、ことし2月から熊本大学でも利用を開始した「Celera Discovery System」について、一般向けの宣伝をして下さいと、こちらからお願いしました。セレラジェノミックス社は、ヒトゲノムの解読で有名になったベンチャー企業ですが、マウスゲノムに関しても解読を進めており、アノテーション(意味付け)を行ったヒト及びマウスゲノム情報を利用することにより、研究の飛躍的な進展が期待されています。多数の方のご参加をお待ちしています。

日 時;平成14年 6月14日(金)13:30〜14:30
場 所;遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
講 師;Kiyohide Ishikura, Ph.D.
    Client Program Manager / Scientific Application Specialist
    Celera Genomics
内 容;
 Celera Genomicsでは、ヒト全ゲノムに続き、昨年、マウス全ゲノムの塩基配列についても独自に決定した。公的研究機関によるゲノム解読の研究成果と相まって、もはやゲノム配列は情報科学の専門家のみならず、分子生物学に関わる個々の研究者のための一般的解析ツールとなった。課題は、如何に精度の高い情報を入手するか、また有用な情報を取捨選択するか、である。今回は、Celeraがヒトおよびマウスのゲノム配列および遺伝子情報をウェッブベースで顧客に提供するCelera Discovery System (CDS)について紹介する。本セミナーでは、公的データとの比較検討も加え、Celeraのゲノム配列および独自の遺伝子アノテーションについて説明するとともに、CDSの具体的機能について紹介する。
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 なお、「Celera Discovery System」を利用するためには、セレラジェノミックス社と正式に契約する必要があります。遺伝子実験施設利用者なら誰でも利用できるというシステムではありませんので、誤解が無い様にお願いします。利用を希望される方は、遺伝子実験施設スタッフまでお問い合わせ下さい。
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熊本大学・遺伝子実験施設, E-mail:WWW@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp