平成18年1月15日に「ひらめき☆ときめきサイエンス」を開催しました。
 このプログラムでは、21世紀を代表するキーワードのひとつである「生命科学」の最前線の話題を紹介した後、 バイオテクノロジーの最も基礎的な技術である「DNAのエタノール沈殿」を、実際に体験してもらいました。 午後は、「遺伝子改変マウス」を用いた研究により明らかになった遺伝病の原因遺伝子に関して、遺伝子診断の原理、 診断を行うことのメリット、デメリットを解説しました。 その後、保護者も交えて、『治療法が確立していない遺伝病の遺伝子診断』に関するディベートを行いました。
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スケジュール

09:30〜10:00  受付、開場
10:00〜10:15  挨拶 オリエンテーション
10:15〜11:05  講義『なぜ遺伝子改変マウスが必要なのか?』(荒木)
11:05〜11:15  休憩
11:15〜12:00  体験実習『DNAを見てみよう!』(吉信、他)
12:00〜13:30  昼食(スタッフと共に)
13:30〜15:00  ディベート『遺伝子診断の光と影』(保護者も参加して)(佐谷)
15:00〜15:45  クッキータイム、フリートーク(スタッフと共に)
15:45〜16:00  修了式、「未来博士号」授与

…☆…★…☆…★ 当日の様子 …☆…★…☆…★
まずは講義で遺伝子についての基礎を教えます。 DNA分子が析出してくる「エタノール沈殿」の実験を行いました。 DNA溶液とエタノールと塩をゆっくりと混ぜています。
マウスのしっぽからDNAを抽出する方法などもレクチャー。 キメラマウスや光る大腸菌などの展示も行いました。 実際にマウスを観察したり、触れたりする体験ができました。
昼食は先生や研究室のスタッフと一緒にとりました。 午後からは遺伝子診断の問題についてディベートを行いました。 様々な意見が飛び交い、活発な議論がなされました。
クッキータイム。お菓子を食べながら研究室の大学生とおしゃべりの時間。 大学のことについて、研究のことについて、楽しい会話が飛び交っていました。 最後は「未来博士号」の授与。↑画像をクリックすると未来博士号の拡大画像を見ることができます。

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