******** GTC On Line News No.363*******
      2003年 2月17日
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   医学部分子遺伝学教室から、下記セミナーの案内がありましたのでお知らせします。

====第63回分子遺伝学セミナーのご案内====

演 者:川本 進 博士
    横浜市立大学医学部細菌学教室・講師
    千葉大学真菌医学研究センター・客員教授
演 題:グルタミン酸受容体δ2の新規Scaffoldingタンパク質(Delphilin)の解析
日 時:2003年2月27日(木)
    17:00〜18:30
場 所:基礎研究棟1階基礎セミナー室

[要 旨]
 グルタミン酸受容体δ2は小脳プルキンエ細胞に限局する重要な機能分子であるこ とが明らかになりつつある。我々は、δ2分子のC末端に結合する新規タンパク質を見 い出し、Delphilin と名付けた (Journal of Neuroscience 22 (3):803-814, 2002)。Delphilinはタンパク質間相互作用の機能モデュールと言われる PDZドメイ ン、FH (Formin Homology)ドメインなどを持ち、神経シナプスにおける、いわゆる Scaffolding タンパク質のひとつと考えられ、「δ2→ Delphilin → 」に続く情報 伝達機構の解析を進めている。

多数の御来聴を歓迎します。

連絡先:医学部分子遺伝学教室
    森 正敬(内線5140)
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GTC以外が主催するセミナーの案内に関しても、施設利用者に有用と考えられる情 報をこのメーリングリストに載せることは問題ありません。何かありましたら、GT Cスタッフまで御連絡下さい。


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熊本大学・遺伝子実験施設; E-mail:www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp