***********GTC On Line News No. 389 **********
         2003年 5月12日
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 大学院医学薬学研究部代謝内科学分野から、下記講演会の案内がありましたのでお 知らせ致します。
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            講演会のご案内

 謹啓 新緑の候,先生方におかれましては益々御清祥のこととお慶び申し上げます.  さて,この度下記の要領にて講演会を開催させていただきたく存じます.
 御多忙の折,誠に恐縮ではございますが万障お繰り合わせの上何卒ご出席賜ります ようご案内申し上げます.

開催日時:平成15年5月15日(木) 午後6時〜
場  所:新基礎棟1階 講義室
座  長:熊本大学医学薬学研究部 代謝内科学分野
           教授 荒木 栄一 先生
タイトル:『最近の制御技術ーロバストから
            インテリジェントへー』
講  師:熊本大学大学院自然科学研究科システム情報科学
           教授 川路 茂保 先生
講演要旨:
 近年、コンピュータ技術の著しい進歩を背景に、産業界に限らず、制御の概念と技 術はますます複合化・多様化の方向へと進んでおり、とりわけ人間を含む環境との調 和や人間の持つ優れた情報処理機能の導入が重要視されている。
 本講演では、最近の各種の制御技術を、ロバストの概念からインテリジェントの概 念へのシフトを視点に、俯瞰してみる。とくに、工学に限らず医学の分野における複 雑で多様な問題を解く際に、人間の持つ自律的・適応的な機能を創出することは一つ のキーとなるが、ミクロな観点からのマシンインテリジェンスとマクロな観点からの ヒューマンインテリジェンスを同時に扱える階層的スキームの構築が重要となること を述べる。そのような情報化制御の例として、二足歩行ロボット、ジャケットタンク の温度制御などの実例と、最近取り組んでいる個人適応型技術について紹介する。

連絡先:大学院医学薬学研究部代謝内科学分野
    豊永 哲至(内線5169)
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熊本大学・遺伝子実験施設; E-mail:www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp