******** GTC On Line News No.394*******
      2003年 5月25日
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 下記日程でABI PRISM 7700 の使用説明会を開催します。参加を希望される方は6 月2日(月)正午までに、御連絡下さい(下記の返信フォームをお使い下さい)。部 屋が狭く人数に限りがあるため、希望に添えられない場合があります。予めご了承下 さい。

===== ABI PRISM 7700 使用説明会 =====

機 器:ABI PRISM 7700
   [アプライド・バイオシステムズ・ジャパン]
日 時:2003年 6月 9日(木) 14:00〜16:00
場 所:遺伝子実験施設・5階・機器分析室(502)
説明担当者:勝本 博 氏
   アプライド・バイオシステムズ・ジャパン
内 容:
 遺伝子実験施設・5階・機器分析室(502)に設置している「ABI PRISM 7700」 は、出発物質の定量を可能にしたリアルタイムPCR産物分析装置です。PCR産物 を検出する手段として一般的に行われている方法は、アガロースゲルやアクリルアミ ドゲルを用いて電気泳動を行い、エチジウムブロマイド(EtBr)などで染色し、 ポラロイドカメラで写真撮影を行うという方法です。この方法は、PCR産物の大き さを調べるという定性的な実験として大変重要なのですが、定量的なデータを得るこ とは出来ません。また、PCR反応中にラジオアイソトープや蛍光色素を取り込ませ ることにより、得られた PCR 産物を直接定量する方法もありますが、このようなエ ンドポイント解析では、 PCR産物の量は定量出来ますがスタート時のサンプルの 量を正確に決定することは不可能です。ABI PRISM 7700 は、このようなPCR法の 欠点を補うために、リアルタイム解析というシステムを導入しています。この方法 は、PCRの各サイクル毎に産生される活性化蛍光色素の量をリアルタイムで検出す ることにより、10の5乗以上のダイナミックレンジで出発物質の定量を可能にしまし た。
 今回は、リアルタイムPCRであるTaqMan PCRの原理及び「ABI PRISM 7700」の使用 方法の紹介と、下記新商品の紹介を致します。

・Gene Expression assay
・SNP Genotyping assay
・Genomic Assay(Assays-on-DemandおよびAssays-by-Design)
  Assays-on-Demand:パブリックおよびセレラジェノミクスのデータベース
            を使用 し、バイオインフォマティクスを駆使してデザ
            インされたレディメイドアッセイ
  Assays-by-Design:お客様よりいただきました配列情報をもとにprimer
            probeをデザインするオーダーメイドアッセイ

---------------------返信フォーム-------------------------
 「ABI PRISM 7700 使用説明会に参加を希望します。」
  日時;2003年 6月 9日(木) 14:00〜16:00
  氏名;
  所属;
  内線;
  E-mailアドレス;
  コメント;
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熊本大学・遺伝子実験施設; E-mail:www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp