******** GTC On Line News No.537*******
2004年 8月 4日
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リアルタイムシーケンサーPSQ96MA
使用説明会のご案内

本日、遺伝子実験施設・機器分析室に設置しているリアルタイムシーケンサー PSQ96MAの使用説明会を行います。興味のある方は、是非ご参加下さい。

            記

機器;Biotage社製 PSQ96MAシステム

日時;2004年8月4日(水)

第一部 13時30分〜14時30分
『新しいDNA解析手法の紹介〜リアルタイムDNAシーケンシング〜』
PSQ96MAの測定原理であるパイロシーケンシング法の原理を説明いたします。

      第二部 14時40分〜16時30分
『機器使用説明』
DNAメチル化解析のデモンストレーションを行いながら、サンプルを処理する工程や 機器の操作を説明します。

      場所;熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
   第一部 6階・講義室(602)
   第二部 5階・機器分析室(502)

説明担当者;株式会社バイオット 足立 朝穂 氏
 
機器の特徴;
 Biotage社製 PSQ96MAシステムは、新規なDNAシーケンシング手法である Pyrosequencing法を測定原理としたリアルタイムシーケンサーです。 Pyrosequencing法ではポリメラーゼが塩基伸長するときに生じるピロリン酸をルシフ ェラーゼ発光に変換することで伸長反応をリアルタイムで検出し、発光の強度とパタ ーンからDNA塩基配列を定量的に決定します。測定には96ウェルタイタープレートを 利用し、96検体同時に解析を行います。

アプリケーションとしてSNPタイピング、多型の頻度解析、ショートDNAシーケンシン グなどがあり、1システムで様々なゲノム解析が可能です。
特にDNAメチル化の頻度解析においては、
・ 1回の測定で複数のCpGサイトのメチル化頻度を解析可能
・ 5%のメチル化を検出可能
・ Bisulfite処理のQCが可能
等の利点があり、能力を発揮します。
http://www.scbio.co.jp/products/biotage/info.html



<GTC On Line News>

<GTC On Line News-501-550>


熊本大学・遺伝子実験施設; E-mail:www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp