レポート第9回 集計結果

熊本大学・遺伝子実験施設
熊本市本荘2ー2ー1
Tel : (096) 373-6501, FAX : (096)373-6502
2001年 3月28日

生命科学G レポ−ト 第9回
2000年12月20日

  1. テキスト(遺伝子と夢のバイオ技術、121〜129ページ及び14〜20ページ)を参考にして、下記質問に答えて下さい。

    ア)メンデルの優性の法則とは、形質に優劣がある場合に、雑種第1代では優性形質が現われることです。ここは理解できましたか?

    回答者数(カッコ内の数字は%)
    回答合計
    90人
    工学部
    31人
    理学部
    5人
    薬学部
    13人
    法学部
    7人
    教育学部
    22人
    文学部
    12人
    良く判った80 (89)23 (74)4 (80)13 (100)7 (100)21 (95)12 (100)
    少し判った9 (10)7 (23)1 (20)0 (0)0 (0)1 (5)0 (0)
    判らなかった1 (1)1 (3)0 (0)0 (0)0 (0)0 (0)0 (0)

    イ)遺伝子の異常が原因で起きる病気を遺伝子病と言います。この中には、親から子に遺伝するいわゆる遺伝病の他に、ダウン症などの染色体異常や、癌などの成人病も含まれます。ここは理解できましたか?

    回答者数(カッコ内の数字は%)
    回答合計
    90人
    工学部
    31人
    理学部
    5人
    薬学部
    13人
    法学部
    7人
    教育学部
    22人
    文学部
    12人
    良く判った70 (78)19 (61)5 (100)10 (77)5 (71)20 (91)11 (92)
    少し判った16 (18)8 (26)0 (0)3 (23)2 (29)2 (9)1 (8)
    判らなかった4 (4)4 (13)0 (0)0 (0)0 (0)0 (0)0 (0)

    ウ)すべての病気は、遺伝性素因に環境因子が作用して発症すると考えられます。ここは理解できましたか?

    回答者数(カッコ内の数字は%)
    回答合計
    90人
    工学部
    31人
    理学部
    5人
    薬学部
    13人
    法学部
    7人
    教育学部
    22人
    文学部
    12人
    良く判った55 (61)12 (39)3 (60)8 (62)4 (57)17 (77)11 (92)
    少し判った32 (36)16 (52)2 (40)5 (38)3 (43)5 (23)1 (8)
    判らなかった3 (3)3 (10)0 (0)0 (0)0 (0)0 (0)0 (0)

    エ)遺伝病において、多くの変異は劣性であるため、片方の染色体の遺伝子が変異を起こしていても発病しません。このような人を保因者と言います。ここは理解できましたか?

    回答者数(カッコ内の数字は%)
    回答合計
    90人
    工学部
    31人
    理学部
    5人
    薬学部
    13人
    法学部
    7人
    教育学部
    22人
    文学部
    12人
    良く判った63 (70)17 (55)5 (100)10 (77)7 (100)15 (68)9 (75)
    少し判った25 (28)13 (42)0 (0)3 (23)0 (0)6 (27)3 (25)
    判らなかった2 (2)1 (3)0 (0)0 (0)0 (0)1 (5)0 (0)

  2. 人は誰でも10個以上の遺伝病の保因者です(テキスト125〜127ページ)。

    ア)あなたは、このテキストを読む前にこのことを知っていましたか?

    回答者数(カッコ内の数字は%)
    回答合計
    90人
    工学部
    31人
    理学部
    5人
    薬学部
    13人
    法学部
    7人
    教育学部
    22人
    文学部
    12人
    知っていた6 (7)0 (0)1 (20)3 (23)2 (29)0 (0)0 (0)
    知らなかった83 (92)31 (100)4 (80)10 (77)5 (71)21 (95)12 (100)

    イ)あなたは、自分が何かの(しかも10個以上の)遺伝病の保因者だと知った時に、どういう感想を持ちましたか?何を考えましたか?

    回答集

    ウ)劣性遺伝病の場合、ヘテロは正常で、ホモになると病気になります。つまり、同じ遺伝子に異常を持つ人(ヘテロ)同士が結婚すると、その子供は遺伝病になる可能性があります。現在までに数多くの遺伝病の原因遺伝子が発見され、遺伝子診断が可能になりました。しかしながら、その治療は困難な場合が多く、予め病気になることが予想される子供は産まない(あるいは、つくらない)方が良いという意見もあります。あなたはこの問題をどうとらえますか?

    回答集


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