1999年度 教養科目
I 自然と情報  生命科学G
−−夢の技術PCR−−

熊本大学・遺伝子実験施設
  助教授  荒木 正健
熊本市本荘2−2−1
Tel : (096) 373-6501, FAX : (096)373-6502
2000年 3月31日


はじめに(授業計画)

〔キーワード(この講義を理解する上で鍵となる言葉)〕

 DNA、RNA、遺伝子、細胞、個体、PCR

〔授業の目標又は講義概要〕

 親子鑑定や犯人の同定など、遺伝子レベルで個人を識別出来る時代です。また、恐竜をよみがえらせるという話もあります。こんな夢のような話を現実にした技術がPCRです(ただし、恐竜はできません)。
 では、PCR(Polymerase Chain Reaction)とはいったいどんな技術なのでしょうか。驚異的な生命工学の進歩に貢献している夢の技術PCRの世界を紹介します。

〔授業の内容(学習事項又は講義日程)〕

  1. PCRとは何か?(概説)
  2. PCRを理解するための基礎知識
  3. PCRが開発される前と実用化された後のバイオテクノロジ−

授業形態:講義。
テキスト:「遺伝子と夢のバイオ技術」野島博著、羊土社(¥1,600)及びプリント。
参考書 :その都度紹介します。
評価方法:レポート及び出席状況。特に冬休みの課題レポ−トに重点を置きます。

〔この講義内容を深めたり、広げたりするするための指針〕

 自分の頭で考える事が重要です。


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