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202110Tokudome

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研究発表を行った学会;日本遺伝学会第93回大会
2021年9月8〜10日 (オンライン)
タイトル;成長ホルモン分泌不全症Ⅱ型(IGHD2)モデルマウスの作製と病態解析。
発表者;徳留 遼氏
(熊本大学 生命資源研究・支援センター 疾患モデル分野)
要旨; IGHD2はGH1遺伝子のintron3スプライスドナー部位の片アリル変異で引き起こされ、exon3を欠く変異型GH(Δ3GH)は野生型GHに対して優性阻害効果を示す。我々はマウスGh遺伝子をヒトGH1の野生型と変異型に置換したIGHD2モデルマウスを作製、Δ3GH単独で阻害効果を示すことを突き止めた。しかし、置換による発現低下が認められたため、新たに、ゲノム編集技術を用いてマウスGh遺伝子のexon3を脱落させた新規モデルマウスを作製した。このモデルでは、従来のヒト化モデルと比して、より重篤な表現型を示し、Gh遺伝子の発現が1/10程度まで低下していた。この新規モデルの解析について報告する。

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