『シーケンス受託』について
遺伝子実験施設では、平成16年4月から『シーケンス受託』事業を開始しております。 学内限定のサービスです。多数の皆様の御利用をお待ちしています。
<概要>
DNAの塩基配列に関する『シーケンス受託』事業です。シーケンス反応、電気泳動および解析結果の出力を行います。
<利用方法およびサービス内容>
(1)依頼者は、「シーケンス解析申込書」に必要事項を記入し、テンプレートになるプラスミドDNA(500ng)またはPCR産物(100ng)と共に提出して下さい。GTCのプライマーリスト(シーケンス用)に載っていないプライマーを使用する場合は、プライマー(10pmol 以上)も持参して下さい。
(2)キャピラリー式シーケンサー[アプライド・バイオシステムズ、ABI PRISM 310]を使用します。ショートキャピラリー(泳動時間約1時間)を使用します。反応キットは「Big Dye Terminator Kit v1.1」を使用します。メーカーの推奨に基づき、反応溶液の希釈はしません。
(3)受託価格は、1検体2000円です。ロングキャピラリーを使用する場合は2500円です。利用者負担金として徴収します。コントロールサンプルについてきれいな解析結果が得られ、依頼サンプルについてきれいな解析結果が得られなかった場合は、テンプレートまたはプライマーに問題があったと考えられます。従って、結果が得られなくても1検体としてカウントします。
(4)解析結果は、プリントアウトした波形データとデータシートを学内便で送ると同時に、読めた塩基配列情報と波形のPDFデータをメールの本文に添付して送ります。
(8)波形データが必要な場合は、依頼時にMOディスク(230M or 640M for Mac)を提出して下さい。データをコピーしてご返却します。
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