利用の手引き

熊本大学・遺伝子実験施設

熊本市本荘2−2−1
Tel : (096) 373-6501, FAX : (096)373-6502
2002年 4月 3日 更新

【1】遺伝子実験施設利用について

[1.9]利用者負担金について

 遺伝子実験施設では、『熊本大学遺伝子実験施設利用内規』(P33)に基づき、実験施設利用に係わる経費の一部を利用者負担金として利用者に負担していただきます。移算手続きは、年1回、前年の10月1日から、その年の9月30日までの利用者負担金を集計し、該当学科及び講座へ通知するものとします。利用者負担金算出の対象になるサービスを下記に掲げていますが、最新情報はホームページをご覧下さい。具体的な価格については、試薬等の価格の変動に応じて予告無く変更することもありますので予め御了承下さい。一般試薬やビーカーなどの消耗品については、基本的に、遺伝子実験施設の運営費で負担します。ただし、器具の洗浄や滅菌作業は、利用者自身が行って下さい。


☆☆利用者負担金一覧 (平成13年5月1日現在)☆☆

(A)機器使用料金

〔1〕プラスミド自動分離装置(401号室)
利用者負担金 = ¥800 + ¥50 × N (Nはサンプル数)

〔2〕DNA合成装置(605号室)
利用者負担金 =カラム料金 ¥2,000+¥200 x N
(Nは合成 DNA のサイズ)
[カラムサイズ;30 nmol、合成プログラム;Beckman の場合]

〔3〕ピクトロスタット(604号室)
A4サイズ1枚300円。

〔4〕ピクトログラフィー(507,606号室)
A4サイズ1枚300円。

〔5〕コピーマシーン(606号室)
コピー1枚あたり、白黒10円、カラー60円。

〔6〕自動現像機(504号室)
X線フイルム1枚につき50円。

〔7〕正立型,倒立型共焦点レ−ザ−スキャン顕微鏡(507号室)
使用時間10分につき100円。

〔8〕DNAシ−クエンサ−(ファルマシア及びライカ)(502号室)
無料。ただし、GTCのLong Ranger を使用する場合は1 ml につき100円。

〔9〕キャピラリーシ−クエンサ−(ABI PRISM 310)(502号室)
 1サンプルにつき、ロングキャピラリーの場合250円、
 ショートキャピラリーの場合200円。

〔10〕デンシトグラフ(503号室)
  プリント1枚10円。

〔11〕冷蔵ショーケース(4℃)(401、501、502、518&603号室)
 [場所代] 1ヶ月使用料金;1エリア500円。

〔12〕フリーザー(−25℃)(401&501号室)
[場所代]上段(A〜F)1ヶ月使用料金;1ラック 300円。
 下段(G〜J)1ヶ月使用料金;1ラック 500円。

〔13〕ディ−プフリ−ザ−(−80℃)(501&508号室)
[場所代]  1ヶ月使用料金;1ラック1,000円、引出し1段250円。

〔14〕超低温冷凍庫(−152℃)(505号室)
[場所代]  1ヶ月使用料金;1エリア500円。

〔15〕炭酸ガス培養器(401,505,514,603号室)
(CO2インキュベーター)1ヶ月登録料金;1人500円。

〔16〕FACSCan及びFACSCalibur(605号室)
使用時間1時間につき100円。

(B)コンピュ−タ−関係

〔1〕GENETYX(年間登録料金)
 GENETYX-SVシステムを講座のクライアントマシンで利用するためのソフトです。
 GENETYX-SV/DB(デ−タベ−ス)、GENETYX-SV/R(解析ソフト)、GENETYX-SV/ATSQ(シ−クエンス連結ソフト)の3種類があります。それぞれのシステムに関してクライアントマシン1台あたり2万円の年間登録料金を利用者負担金として集めます。もちろん、遺伝子実験施設内のマシンで利用するのは無料です。

(C)試薬及び消耗品

〔1〕プライマ−・リスト
 T3 や T7 など、よく使われるプライマーを大量合成し、小分けしたものです。濃度100 nmol/ml で、0.1ml ずつ分注してあります(Total 10 nmol)。価格は1本700円です。メニューは遺伝子実験施設のホームページに掲載しています。

〔2〕リンカ−・リスト
 Eco RI や Nco I など、よく使われるリンカ−を合成し、小分けしたものです。濃度100 nmol/ml で、0.01ml ずつ分注してあります(Total 1 nmol)。 5’末端のリン酸化はしていませんので、ご注意ください。価格は1本150円です。支払方法については、原則として、機械を利用する場合の利用者負担金と同様に、年1回集計し、移算手続きを行うことにします。

〔3〕エンザイム・リスト
 遺伝子実験施設で購入している制限酵素および修飾酵素のリストです。今まで使った事が無い酵素を試しに使ってみたいという時や、在庫切れで、新しい製品がすぐには入手出来ないという時などに利用されると便利だと思います。スタッフがいないときでも、ノートに記帳してもらうだけで使用できます。利用料金については、各酵素ごとに単価を算出しましたので、使用記録ノートをもとに年1回集計し、集金する予定です。

〔4〕ディスポ製品
 遠沈管、チップ、フィルタ−など。5階廊下に保管棚を設置しています。ノートに必要事項を記入して下さい。袋入りのものは、バラではなく、袋単位で販売しています。


  目次に戻る


熊本大学・遺伝子実験施設, E-mail:www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp