【2】主な機器の紹介
[2.2]DNA シークエンサー(LI-COR 4200)
- 設置場所:
- 機器分析室(502)
- 品 名:
- DNAアナリシス・システムModel 4200 S-2
LI−COR (米国)
- 性 能:
- この装置は、2種類の近赤外蛍光色素(IRD700 and IRD800)を個々に検出する2組のレ−ザ−とディテクタを装備しています。この2蛍光システムの採用により、ひとつの反応で、DNAの両端から同時に塩基配列を決定することが可能になりました。また、生デ−タイメ−ジングシステムを採用し、コンスタントに600〜800ベ−ス読めます。
- 利用者負担金:
- シーケンサー本体の使用料金は取りません。その代わり、シーケンスゲルを作製するた めに、遺伝 子実験施設で購入している「Long Ranger gelsolution(タカラ、F0611)」を使用する場合は、使用記録 ノートの該当欄に使用量(ml)を記入し、1ml あたり100円を試薬代として集めることにしました。 「LI-COR、4200」のプロトコールでは、ゲル1枚につき「Long Ranger」を約7ml 使用しますので700円になります。もちろん、遺伝子実験施設の「Long Ranger」を使わない場合、試薬代は無料です。
なお、これまで、試薬調製室の試薬棚に保管していた「Long Ranger gel solution 」は、機器分析室 (502)内の「ALFexpress」と「ABI PRISM 7700」の間にある試薬棚に移しました。 最近の傾向として、 ゲルを作製する必要がないキャピラリーシーケンサーに人気が集まり、「ALFexpress」や「LI-COR、4200」を使用する人はあまりいません。しかしながら、キャピラリーシーケンサーと比較した場合、これらのシーケンサーには下記メリットがあります。是非ご利用下さい。
・正確に読める。
・長く読める。
・安く読める。(サンプルが多い場合)
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