<第19回 遺伝子技術講習会>

主催:遺伝子実験施設

『マイクロチップ型電気泳動システム』


機 器;Agilent 2100 (Agilent Technologies)
日 時;平成13年1月25日(木)13:30〜15:00
場 所;遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
講 師;箕浦 加穂 氏
     [横河アナリティカルシステムズ(株)]
内 容;
13:30−14:15 セミナー
 1)夢の新技術“Lab-on-a-Chip”を利用した
      アジレント2100バイオアナライザの紹介
 2)“Lab-on-a-Chip”を使った DNA アレイ用試料の品質分析
14:15−14:30 休憩
14:30−15:00 デモ(12サンプル)
15:00−17:00 予備(サンプル数が多い場合)

Agilent 2100 バイオアナライザー

(1)デモ概要

 Agilent 2100 バイオアナライザーは、マイクロフルイディクス 技術を利用した世界初のチップ型ゲル電気泳動装置です。お手持ち のDNAサンプルを用いて、分析の実演を行います。1サンプルの泳 動は30〜60秒で終了し、連続12サンプルを泳動する場合でも、 30分以内で終了します。マイクロチップを使った全自動電気泳動 の便利さを、ぜひ御体験下さい。

(2)サンプル調製について

 サンプルは、PCR 増幅産物などサイズ100 - 7500 bp の範囲に 入る DNA で、取扱上の危険性のない物を、お願いします。 total DNA 濃度は、 50 ng/マイクロリットル (OD260=1) 以下 になる様に調製して下さい。必要量は1マイクロリットルです。  0.01 ng程度のDNA のバンドも検出可能です。従来法と比較する ため、出来る限りゲル電気泳動のデータ(写真など)のある物をお 願いします。また、DNA 濃度が上限を超えない様に御注意下さい。  DNA サイズ25 - 500 bp キットの使用を希望する場合は、15 時以降の予備時間にデモを行います。予め御連絡下さい。


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熊本大学・遺伝子実験施設, E-mail:WWW@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp