<第40回遺伝子技術講習会>

主 催:熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設

『PyrosequencingによるSNP解析・最新の知見について』


機 器;株式会社 バイオット PSQ96MA
日 時:平成15年11月18日(火)13:30〜14:30
場 所;遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
講 師;足立 朝穂 氏 [株式会社 バイオット]
内 容;
 PSQ96MAはSNPタイピングの為に開発された革新的なDNAシークエンサーです。安定 した測定原理により、高速且つ高精度なSNP解析を実現します。また、その他のアプ リケーションとして、マルチアレルSNP、挿入欠失多型、マルチプレックス解析、ア レル頻度解析や30 bp程度の高速ショートシーケンス解析があり、PSQ96MA一台で様々 なゲノム多型解析が可能となります。
 PSQ96MAの測定原理であるPyrosequencing法は、DNAポリメラーゼによる伸長反応を 基本としたシーケンス手法です。ポリメラーゼが塩基伸長するときに生じるピロリン 酸をルシフェラーゼ発光に変換して、伸長反応をリアルタイムで検出し、発光の強度 とパターンからSNPタイプ、周辺配列を自動で決定します。 測定には96ウェルタイタ ープレートを利用し、解析時間は96検体同時で約10分間です。また、SNPサイトの みでなく周辺配列もシーケンス解読しますので、精度の高いジェノタイピングが可能 です。



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