===== 第72回遺伝子技術講習会 =====

テーマ:『ケーススタディで理解するバイオマーカー探索』
主 催:熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
共 催:拠点形成研究B「新世代生命科学におけるプロテオミクス
    研究・教育システムの構築」
日 時:平成18年 6月 7日(水)
時 間:13:30〜16:00
会 場:熊本大学 生命資源研究・支援センター
    遺伝子実験施設 6階 講義室(602)
講 師:インフォコム株式会社 バイオサイエンス部 サイエンスグループ
        データ解析コンサルタント 小舟 由子 氏
        アプリケーションサイエンティスト 根岸 公祐 氏

配布資料準備の都合が ありますので、可能な限り、事前の参加申込をお願いします。参加希望者は、 下記ホームページにアクセス し、5月31日(水)までに登録手続きを行っ て下さい。ただし、当日参加も可能です。

参加申込ページへ進む(2006.5.31締切り)

概 要:
 ライフサイエンス研究における「インフォマティクス・ソリューション」 は、既に研究推進に必須のツールと位置づけられており、新しいデータベース やシステム、ソフトウェアが続々とリリースされています。
 しかし、多様なツールが利用可能となっている半面、実際にこれらを使用す る研究者の視点で見ると、「どのようなストラテジーで解析を進めればよいの か?」、「結果をどのように解釈するのか?」、という点で、ツールの選定を 迷う局面もあるのではないでしょうか。
 今回のセミナーは、このような状況を解決する一助になればと考え、参加者 の皆様にインフォマティクス・ソリューションの活用法に具体的なイメージを持っていただくことを目的としています。想定している取扱いデータはOmicsデータ全般(マイクロアレイ、SAGE、2次元電気泳動、プロテインチップ、MSなど)、インフォコムが受託解析サービスやソリューションのユー ザーサポートをしてきた中での経験を踏まえながら、実際のデータ解析事例を中心にお話しいたします。

プログラム:2時間30分 13:30〜16:00
1.はじめに 13:30〜13:40
  ・本セミナーで取り上げるデータ解析の流れ
2.データマイニングの重要性 13:40〜14:10
  ・全体を概観しながら絞り込む
  ・可視化の技術と簡単な統計を活用する
3.文献を読まずに情報を抽出できるか? 14:10〜14:40
  ・「白血病」関連の文献をマイニングする
    (休憩 20分) 14:40〜15:00
4.最近流行りの「パスウェイ解析」でできること 15:00〜15:45
  ・軟骨肉腫の転移能
  ・アテローム性動脈硬化症における高コレステロール食および低コレステ ロール食の影響
  ・2型糖尿病における治療対象分子の検討
5.まとめ:インフォコムでできること 15:45〜16:00
  ・受託解析サービス
  ・各種ソリューションのライセンシングと技術サポート
  ・解析ツールの開発

<参照ホームページ>
  インフォコムトップページ: http://www.infocom.co.jp/
  バイオサイエンス部:  http://www.infocom.co.jp/bio/index.html


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熊本大学・遺伝子実験施設, E-mail:WWW@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp