Gene Technology Center News No.6

熊本大学・遺伝子実験施設
熊本市本荘2ー2ー1
Tel : (096) 373-6501, FAX : (096)373-6502
1997年 7月16日


<組換えDNA実験計画申請書について>

  遺伝子実験施設利用者及び将来利用する可能性のある方にお知らせします。遺伝子実験施設を利用して組換えDNA実験を行う場合、それぞれの研究室で提出されている『組換えDNA実験計画申請書』の実験場所に、遺伝子実験施設を追加する必要があります。組換えDNA実験安全委員会が作成した『既に承認を得ている組換えDNA実験計画で、実験室の変更又は追加をして新設の遺伝子実験施設を使用する実験計画一覧』を提出して下さい。提出先は、それぞれの部局の担当事務部門です。
  また、組換えDNA実験を行うのが初めてで、まだ『組換えDNA実験計画』の承認を得ていない講座については、正式に『組換えDNA実験計画申請書』を提出する必要があります。書き方が分からない方は、遺伝子実験施設の荒木又は吉信に御相談下さい。
  遺伝子実験施設では、P2レベル組換えDNA実験を行うことが出来る部屋を3室新設しました。平成9年6月26日に組換えDNA実験安全委員会の平賀壯太教授及び山泉克教授による実験室の安全対策の設置状況等についての点検を受け、十分に安全性が確保されているとの評価を受けています。
  P2レベル組換えDNA実験を行うことが出来る部屋は、4階のDNA実験室(401号室)、5階のRNA実験室(501号室)、及びP3実験室(514号室)の3室です。それぞれ安全対策のための設備として安全キャビネットとオートクレーブを設置してあります。P3実験室(514号室)については、しばらくの間P2レベル組換えDNA実験室として使用します。まだ、P3レベル組換えDNA実験を行うことは出来ません。


<コピーマシーンの使用について>

  遺伝子実験施設では、コピーマシーン;Acolor 620(FUJI XEROX)の使用が可能です。フルカラーコピーが出来るだけでなく、『マーカーおまかせ編集』や『エディターパッド編集』などの応用機能もつけましたので、興味がある方は、スタッフまで御連絡下さい。利用希望者には、コピーカードを発行しますので、スタッフに申し込んで下さい。基本的には、講座単位で発行する予定です。年1回(9月末)集計し、利用者負担金を算出します。コピー1枚あたり、白黒10円、カラー60円です。


<コンピューターの使用について>

  遺伝子実験施設では、PowerMac 8500/150(マシン名;GENETYX)とPowerMac 7100/80(マシン名;idenshi)を遺伝情報解析室(606号室)に設置し、利用者に開放しています。共に、ネットワークを介して、ピクトログラフィー(PICTROGRAPHY 3000, FUJIX)及びレーザープリンター(Laser Writer 16/600 PS, Apple)でのプリントアウトが可能です。また、“idenshi”には、イメージスキャナー(JX-330M, SHARP)、フイルムスキャナー(CanoScan 2700F, Canon)、及びデジタルフイルムレコーダー(Personal LFR PLUS, IMI)を接続しており、使用可能です。


<自動現像機の使用について>

  遺伝子実験施設に設置している自動現像機(富士メディカルフィルムプロセッサーFPM800A)の使用を開始しました。遺伝子実験施設の利用者登録をされている方は、こちらで作成した使用方法(ルール)を守って、御自由にお使い下さい。使用方法は、遺伝子実験施設のホームページの今月のお知らせ(平成9年7月)に掲載しています。設置場所は、遺伝子実験施設5階電気泳動室の隣の暗室(504号室)です。利用者負担金は年1回集計します。現像液と定着液の代金を使用総数で割ってコストを計算しますが、1枚35円程度になると予想されます。


 <<利用者の皆様へ>>

  遺伝子実験施設を利用するには、「遺伝子実験施設利用申請書」の届け出が必要です。 (時間外(指紋)登録とは別です。)
  遺伝子実験施設を利用されている方で、利用申請書を出していない方は早急に提出して下さい。 (利用申請書の用紙を持っていない方は、6F事務室に取りに来て下さい。利用の手引きをコピーされてもかまいません。)
  また、機械及び実験台を使用(予約)する際には、使用記録ノートにきちんと記入して下さい。
  7月末までは猶予期間としますが、その後利用申請をしていない人が利用をしていることがわかった場合、機械等の扱い方が著しく悪い場合講座全体の責任とみなし、同講座の方全員、一定期間遺伝子実験施設の利用を遠慮していただく場合がありますので、予め御了承下さい。


  GTC News


  遺伝子実験施設ホームページ


熊本大学・遺伝子実験施設, E-mail:WWW@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp