******** GTC On Line News No.339*******
2002年12月19日
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GTC On Line News No.330(2002年11月28日)でお知らせした様に、第1
2回GUM(GTC User Meeting) を、本日開催します。手元資料として、演者が実際
に使用しているプロトコールのコピーを配付します。遺伝子実験施設利用者でなくて
も参加できますので、多数の皆様のご来聴を歓迎します。
・・・・・第12回GUM・・・・・
日時;平成14年12月19日(木)17:00〜18:00
場所;遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
テーマ:「哺乳動物細胞におけるRNAiを用いた遺伝子ノックダウン」
発表者:新田 雅之(熊本大学・医学部・腫瘍医学講座)
要 旨:
哺乳細胞での遺伝子ノックアウト技術は、ノックアウトマウスや、DT40、HCT116と
いった特定の癌細胞株を用いた相同組換えによるものがありますが、多くの時間と技
術を要するため、ヒトの培養細胞での簡便な遺伝子ノックアウト技術が待望されてい
ました。
2001年にsiRNAを用いたRNAiによる遺伝子の特異的不活化がヒトの培養細胞でも可
能となり、一躍脚光を浴びることとなりました。siRNAは、とても簡便な手技でしか
も短期間で行うことができ、今後この技術はヒト培養細胞を扱う研究分野では必須の
ものとなると考えられます。本セミナーでは、siRNAを用いたRNAiの原理や基本的プ
ロトコール、問題点などを紹介します。
<GTC On Line News>
<GTC On Line News-301-350>
熊本大学・遺伝子実験施設; E-mail:www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp