GTC On Line News No.401

******** GTC On Line News No.401*******
　　　　　　２００３年　６月　９日
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　下記日程で、第３５回遺伝子技術講習会を開催しますのでお知らせします。また、講習会終了後、引き続きフリーデモ（１４：３０～１６：３０）を行います。測定したいサンプルが有る方は、細胞（１０＾６個以上）を持参すれば測定出来るそうです。多数の方の御参加を歓迎いたします。

=======　第３５回遺伝子技術講習会　=======

タイトル；「コールターカウンター機能付きセルアナライザー"Quanta"」
場　所；遺伝子実験施設・６階・講義室（６０２号室）
日　時：平成１５年　６月２６日（木）１３：３０～１４：３０
講　師；津久井　貞至　氏
　　　　トミーデジタルバイオロジー(株)
内　容；
＜アポトーシス、セルサイクル等の細胞分析に新しいツールが誕生！＞
［http://www.digital-biology.co.jp/japanese/npe/index.html］
　粒子サイズ測定中に蛍光が欲しいと思ったことはありませんか？
　フローサイト中に粒子サイズが知りたいと考えたことはありませんか？

　そのようなご要望にお答えする製品、米国フロリダ州に本社を構えるNPEシステムズ社開発のセルアナライザー「クオンタ」を私どもトミーデジタルバイオロジーが自信を持ってご紹介いたします。「クオンタ」は、細胞や細胞核の体積を正確にインピーダンス計測します。同時に蛍光発光も計測できるため、細胞の状態を今まで以上に正確に特定できるようになりました。さらに「NPE値」と呼ばれるDNA量と核体積の割合からなる係数を用いることで、細胞の腫瘍化なども識別可能です。（NPE値は生物種により決まった値があり、その値から外れてくると細胞の腫瘍化やアポトーシスとみなす事ができ、また、その早期発見も可能となります。）「クオンタ」は精密顕微鏡やフローサイトメータに替わる、細胞分析の新しいプラットフォームを提供します。

クオンタの特長
・“Sizing”、“Counting”、“Fluorescence”の同時測定が可能。
・電気抵抗法で体積を高精度に測定。
・UV励起光でさまざまな蛍光色素に対応
・アポトーシス、細胞周期、細胞生死判定のプロトコールも完備
・“Sizing”、“Counting”、“Fluorescence”の同時測定により異常細胞を識別。
・卓上型でコンパクトなボディーは置く場所を選びません。

Sizing（粒子サイズ）
　　電気抵抗を測定し体積を算出するため、粒子サイズを高精度に求めることが可能です。
Counting（粒子数）
　　三角型フローセルを用いることでサンプルのフローストリームを安定化。高精度測定が可能です。
Fluorescence(蛍光)
　　蛍光検出ができますので、アポトーシス、細胞周期、細胞生死判定などにも利用できます。