******** GTC On Line News No.425*******
2003年 8月25日
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明日、8月26日(火)13:00から、GTC On Line News No.417(2003年
8月2日)でお知らせした、第38回遺伝子技術講習会を開催します。多数の方のご
参加をお待ちしています。
======= 第38回遺伝子技術講習会 =======
主 催;遺伝子実験施設 & 日本ミリポア株式会社
テーマ;「タンパク質解析セミナー」
場 所;遺伝子実験施設・6階・講義室(602号室)
日 時:平成15年 8月26日(火)13:00〜15:00
講 師;日本ミリポア株式会社 テクニカルサポートスタッフ
内 容;プロテオーム解析におけるタンパク質同定技術とサンプル調製
(1)差が出るWestern Blotting 講座(30分)
ウェスタンブロットを行った際、バックグラウンドが高すぎたり、思ったほど、バ
ンドがハッキリと観察できなかったりと、期待したデーターを得られなかった事は無
いでしょうか? ウェスタンブロットが上手くいかない原因の一つにゲルからの転写
時の効率が挙げられます。セミナーでは、疎水性 PVDF 膜イモビロン-P / PSQ を用
いたウェスタンブロッティングについてお話したいと思います。
(2)Peptide MS Fingerprinting (PMF) の基礎(90分)
プロテオームという言葉が使われ始めた1995年以来、8年が経過しようとしており
ます。この間に、多くの分析装置の開発、改良が繰り返されてきました。特に、質量
分析装置の生命科学研究における貢献度が顕著であることは、ノーベル化学賞の受賞
も示す通りです。しかし、多くの研究室で行われている試料の調製法は液体クロマト
グラフィーを主軸とした時代より多くの変革を迎えていなかったのが現状です。その
様な中、1998年にミリポア社は、初の質量分析向け試料調製ツールであるZipTipを発
表し、その後、多くの研究者のご助言のもと改良、開発が繰り返され、現在では
MALDI-TOF MSに欠かせないツールの一つとなりました。本セミナーでは、Peptide
MS Fingerprinting の基礎から、ZipTip のツボ、効率的なゲル内消化法についてお
話したいと思います。
*上記内容以外にも、タンパク質精製・解析に関するご質問、承ります。
<GTC On Line News>
<GTC On Line News-401-450>
熊本大学・遺伝子実験施設; E-mail:www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp