******** GTC On Line News No.429*******
      2003年 9月 9日
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 医学薬学研究部 腫瘍医学講座から、下記セミナーの案内がありましたのでお知ら せします。
 なお、このようにGTC以外が主催するセミナーの案内に関しても、施設利用者に 有用と考えられる情報をこのメーリングリストに載せることは問題ありません。何か ありましたら、GTCスタッフまで御連絡下さい。

===== セミナーのご案内 =====

腫瘍医学セミナー
「ヒストン脱アセチル化酵素の阻害剤の開発」
〜果たして抗がん剤となりうるか?〜

日時:2003年9月11日(木)
  17時00分〜18時00分

場所:熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設 6階 講義室

講師:西野 憲和 博士
九州工業大学大学院
生命体工学研究科 生体機能専攻 教授

「ヒストン脱アセチル化酵素は細胞周期に関与する最も重要な酵素の一つとして近年 注目されている。既に11種類知られており、これにはチューブリンの脱アセチル化 酵素も含まれる。この酵素は予言どおり、亜鉛を含みメタロプロテアーゼ機構を持っ ていた。そこで、亜鉛リガンドを導入したヒストン脱アセチル化酵素の阻害剤の開発 が様々に試みられてきたヒストン脱アセチル化酵素阻害剤は抗がん剤となりうるか? 特異性に対応した分子設計は可能か?」

多数の御来聴、歓迎いたします。

熊本大学大学院医学薬学研究部腫瘍医学分野 
連絡先: 荒木令江 (内線 5323)


<GTC On Line News>

<GTC On Line News-401-450>


熊本大学・遺伝子実験施設; E-mail:www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp