******** GTC On Line News No.446*******
2003年11月 5日
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 下記日程で、『第40回遺伝子技術講習会』を開催しますのでお知らせします。ま た、休憩を挟んで引き続き、『SNP解析システム使用説明会』も開催します。この SNP解析システムは、平成14年度重点配分経費(ゲノム情報解析教育研究支援事 業)で購入したものです。遺伝子実験施設・5階・機器分析室(502)に設置して いるものですが、当日は講義室に移設します。技術講習会、使用説明会、共に多数の 方の御来聴を歓迎いたします。事前連絡の必要はありません。
 なお、文末の「返信フォーム」は、プライマー合成を希望される場合にのみご使用 下さい。

======= 第40回遺伝子技術講習会 =======
主 催;熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
テーマ;「PyrosequencingによるSNP解析・最新の知見について」
機 器;株式会社 バイオット PSQ96MA
日 時:平成15年11月18日(火)13:30〜14:30
場 所;遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
講 師;足立 朝穂 氏 [株式会社 バイオット]
内 容;
 PSQ96MAはSNPタイピングの為に開発された革新的なDNAシークエンサーです。安定 した測定原理により、高速且つ高精度なSNP解析を実現します。また、その他のアプ リケーションとして、マルチアレルSNP、挿入欠失多型、マルチプレックス解析、ア レル頻度解析や30 bp程度の高速ショートシーケンス解析があり、PSQ96MA一台で様々 なゲノム多型解析が可能となります。
 PSQ96MAの測定原理であるPyrosequencing法は、DNAポリメラーゼによる伸長反応を 基本としたシーケンス手法です。ポリメラーゼが塩基伸長するときに生じるピロリン 酸をルシフェラーゼ発光に変換して、伸長反応をリアルタイムで検出し、発光の強度 とパターンからSNPタイプ、周辺配列を自動で決定します。 測定には96ウェルタイタ ープレートを利用し、解析時間は96検体同時で約10分間です。また、SNPサイトの みでなく周辺配列もシーケンス解読しますので、精度の高いジェノタイピングが可能 です。


===== SNP解析システム 使用説明会 =====
機 器;株式会社 バイオット PSQ96MA
日 時;平成15年11月18日(火)14:40〜17:00
場 所;遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
講 師;足立 朝穂 氏 [株式会社 バイオット]
内 容;
 測定原理やアプリケーションに関しては『第40回遺伝子技術講習会』で説明しま すので、実際にサンプルを処理する工程や機械の操作を中心に説明します。
 なお、デモンストレーション用に、SNP解析に必要なプライマー(PCR用ビオ チンラベルプライマー及びシークエンスプライマー)の設計及び合成を、遺伝子実験 施設の負担で行います。ただし、1グループ1セットで、先着3グループに限定しま す。希望者は11月10日(月)の正午までに、このメールの返信でお申し込み下さ い(下記の返信フォームをお使い下さい)。

---------------------返信フォーム-------------------------
 SNP解析システムのデモンストレーションを希望します。
  氏名;
  所属;
  内線;
  E-mailアドレス;
  SNP解析を希望する遺伝子名;
  コメント;
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<GTC On Line News>

<GTC On Line News-401-450>


熊本大学・遺伝子実験施設; E-mail:www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp