******** GTC On Line News No.507*******
2004年 4月24日
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下記日程でABI PRISM 7700 の使用説明会を開催します。同じ内容で2回行な いますので、参加を希望される方は、希望の説明会を御連絡下さい。連絡の際 には、下記の返信フォームに必要事項を明記の上、5月10日(月)までに返 信して下さい。部屋が狭く人数に限りがあるため希望に添えられない場合があ ります。予めご了承下さい。
===== ABI PRISM 7700 使用説明会 =====
機 器:ABI PRISM 7700
[アプライド・バイオシステムズ・ジャパン(株)]
日 時:2004年 5月20日(木)
第1回 10:00〜12:00
第2回 14:00〜16:00
場 所:遺伝子実験施設・5階・機器分析室(502)
説明担当者:アプライド・バイオシステムズ・ジャパン(株)
フィールドアプリケーション 浅井 敏夫 氏
内 容:
遺伝子実験施設・5階・機器分析室(502)に設置している「ABI PRISM 7700」は、出発物質の定量を可能にしたリアルタイムPCR産物分析装置で す。PCR産物を検出する手段として一般的に行われている方法は、アガロースゲルやアクリルアミドゲルを用いて電気泳動を行い、エチジウムブロマイド (EtBr)などで染色し、 ポラロイドカメラで写真撮影を行うという方法です。この方法は、PCR産物の大きさを調べるという定性的な実験として大 変重要なのですが、定量的なデータを得ることは出来ません。また、PCR反 応中にラジオアイソトープや蛍光色素を取り込ませることにより、得られた PCR 産物を直接定量する方法もありますが、このようなエンドポイント解析では、 PCR産物の量は定量出来ますがスタート時のサンプルの量を正確に決 定することは不可能です。ABI PRISM 7700は、このようなPCR法の欠点を補 うために、リアルタイム解析というシステムを導入しています。この方法は、 PCRの各サイクル毎に産生される活性化蛍光色素の量をリアルタイムで検出 することにより、10の5乗以上のダイナミックレンジで出発物質の定量を可能 にしました。
今回は、リアルタイムPCRであるTaqMan PCRの原理及び「ABI PRISM 7700」 の使用方法の紹介を致します。
---------------------返信フォーム-------------------------
「ABI PRISM 7700 使用説明会に参加を希望します。」
希望説明会;第1回 or 第2回
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所 属;
内 線;
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コメント;
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熊本大学・遺伝子実験施設; E-mail:www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp