******** GTC On Line News No.557*******
2004年 10月 7日
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GTC On Line News No.543(2004年8月30日)でお知らせしました様に 本日、13時30分より第49回遺伝子技術講習会を開催いたします。

  皆様のご来聴をお待ちしております。



======= 第49回遺伝子技術講習会 ======
主 催:熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
共 催:拠点形成研究B「新世代生命科学におけるプロテオミクス研究・教育システムの構築」
テーマ:『次世代マイクロアレイ技術セミナー』
  〜最新のBeadArray技術を用いた遺伝子発現解析
   及びSNPジェノタイピングの網羅的研究アプローチ〜
日 時:2004年10月 7日(木)13:30〜15:30
場 所:熊本大学 生命資源研究・支援センター
    遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
講 師:イルミナ株式会社 営業部  浅岡 広彰 氏
内 容:
(1)イルミナ社BeadArray技術の原理・各種アッセイ方法について <約45分>
(2)最新アプリケーション紹介
  ・ユニバーサルビーズアレイを用いたフォルマリンあるいは
  パラフィン固定サンプルの遺伝子発現プロファイリング <約30分>
  ・国際HapMapプロジェクト
  染色体8Q、9、18Q、22、Xに対するハイスループットSNPジェノタイピ ング < 約30分>
(3) 総括および質疑応答 <約15分>

 イルミナ社は、現在ヒトゲノム計画から得られたデータを独自のバイオイ ンフォマ ティック技術と半導体製造技術を用いて医学的に適切な情報に変換 し、「オーダーメイド医療」に向けて遺伝子の機能や多様性を解析するため の次世代ツールを開発して おります。例えばこれらの情報は、遺伝子の機能 と変異が疾病とどのように関係する かを明らかにし、創薬の可能性を拡大 し、特定疾病の早期発見(バイオマーカー探索等)に役立てます。
 弊社の中核技術となるBeadArray技術は、SNPジェノタイピング解析および 遺伝子発 現解析のアプリケーションに対応しております。将来は、この BeadArray技術を用い て大規模なプロテオミクス解析も可能なように開発を 進めております。
 SNPジェノタイピング解析については、現在「国際HapMapプロジェクト」の 約60%強 の施設に弊社BeadLab設備を導入し、HapMap tag (HapTag SNPs)のデ ザインおよび解 析を行っております。近い将来、HapTag SNPs Array、 100,000SNPを1Chipに搭載した BeadArrayも発売を予定しております。遺伝子 発現解析については、2004年10月にヒ トの遺伝子解析を網羅的に解析 (48,000転 写産物搭載)可能なBeadChip、機能のわ かったRefSeqデータベ ース上の24,000転写産物を搭載したBeadChipを発売いたしま す。価格は、そ れぞれ\30,000/サンプル、\20,000/サンプルと低価格設定であります が、 n=30以上のデータポイントを持つ絶対値の出せる高性能定量アレイです。現 在、 NIH、各製薬企業等のトキシコロジー研究、創薬研究、毒性試験等のア プリケーショ ンでの販売実績がございます。本セミナーでは、イルミナ社の BeadArray技術、 各種 アッセイ方法、および応用例をご紹介いたします。
 ご多忙中のところ恐縮ですが、ぜひご来場下さいますよう、ご案内申し上げます。



<GTC On Line News>

<GTC On Line News-551-600>


熊本大学・遺伝子実験施設; E-mail:www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp