******** GTC On Line News No.631*******
2005年 9月27日
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  === 低温室のトラブルについて ===

 先週金曜日(9月23日;祝日)午後、遺伝子実験施設・5階・低温室(516)の温度が異常に上昇するというトラブルがありました。最終的に温度は外気温と同じ27℃まで上がりました。当日は貯水槽の定期清掃に伴う断水のために、遺伝子実験施設を全館使用禁止にしており、そのため逆に発見が遅れてしまいました。夜9時頃、低温室異常を連絡していただき、中にあった試薬等を試薬調整室(518)とDNA実験室(401)の冷蔵ショーケースに移していただいた薬物動態制御学分野の皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
 低温室に関しては、2002年の夏から秋にかけてダウンした経験があり(GTC On Line News No.304, 306, 318, 327)、また昨年9月の台風被害の記憶も新しいので(GTC On Line News No.547, 550)、慎重に対処するため運転を停止し、昨日(9月26日)、施工業者(大気社)に連絡し、検査を依頼しました。その結果、室内機、室外機、共に特に異常はなく、室外機のブレーカ ーが落ちていたのが温度上昇の原因であることが分かりました。ブレーカーを入れ直したところ、正常に冷却運転し、5℃前後で安定しています。使用可能です。ブレーカーが落ちた原因は不明ですが、少なくとも漏電や過電流が原因でないことは明らかです。何らかのショックで落ちたと考えられますが、ブレーカーの劣化が原因である可能性もありますので、今週いっぱい様子をみることにします。低温室の実験スペースとしての使用は問題ありませんが、避難させた試薬類を戻すのは、もうしばらくお待ちください。利用者の皆様には、大変ご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。
  


<GTC On Line News>

<GTC On Line News-551-600>


熊本大学・遺伝子実験施設; E-mail:www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp