(1)この本を選んだ理由を書いて下さい。
遺伝子の分野の本と言えば、難しい語句が出てきて、読みにくいと思ったので、小説ならスイスイ読めそうだったから、この本を選びました。題名の「イエスの遺伝子」というネイミングにひかれたのも理由の一つです。
(2)この本で著者が一番伝えたい事は何だと思いますか?
人間が神の領域に触れる位、科学は進化してきている。この作品の中では、人間は全ての病を治癒する能力を獲得したが、そのせいで人口が爆発的に増え、食料不足によって、この世界は地獄と化す可能性が現れた。この様に、これからは偉大な能力を手に入れたとしても、それをむやみに使うのではなく、トムの様に慎重に使い方を選ばなければならない。
(3)この本を読んで感じた事、考えた事を書いて下さい。
もし、この小説がノンフィクションであっても、神の遺伝子はトムをはじめ13人の優秀で信頼のおける人物にしか知られていないため、自分はきっと知ることができないだろう。それゆえ、現実にもうすでに起こっているのではないかと思うほどのリアリティがあって、読んでいて全く飽きなかった。又、もし医者が全ての病を治す能力を身に付けたなら確かに世界は地獄になるだろうと思い、医学の進歩が必ずしもいいことでもないな、と考えさせられた。
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