優秀作品(10)

熊本大学
生命資源研究・支援センター
バイオ情報分野
荒木 正健

Tel : (096) 373-6501, FAX : (096)373-6502
2011年 9月23日更新


『みじかい命を抱きしめて』(文学部)

(1)この本を選んだ理由を書いて下さい。
 アシュリーはよくテレビで見ていて、彼女や彼女の母親にとても興味があったからです。

(2)この本で著者が一番伝えたい事は何だと思いますか?
 著者の過去は決して美しいものではなく、人に伝えるのは、とても辛いものだったと思います。しかし、そのことを伝えることによって、人生はやり直せるということを伝えたかったのだと思います。

(3)この本を読んで感じた事、考えた事を書いて下さい。
 私がこの本を読んで思ったことは、アシュリーと彼女の母ヘギが、とても愛情を互いに持っていて、お互いに尊敬しあっているということです。
 ヘギさんは、かなり荒れた生活をおくっていて、アシュリーが生まれた後も過ちをくり返していますが、アシュリーは何も彼女を責めることはしませんでした。親戚にあずけられることも多く、母親に対して不信感は少しはあったと思います。しかし、「それでもいい」と思えることに愛情の大きさを感じました。またヘギさん自身も、荒れた生活を送っていたとはいえ、いつもアシュリーのことばかり考えています。私にも、見習わなければいけないことだと思います。ヘギさんは、この自分の過去の過ちを本にして多くの人に伝えるのは、とても辛かったと思います。しかし、本の中で、神に会ったりと、そのような生活をしていても良いことは、ある。と、ひしひしと感じることができました。
 この本はヘギさんからのエールだと思います。またこの本は、当り前のことながら、「プロジェリア」という病気を多くの人々に伝えるための本であると思います。私はテレビなどでアシュリーを見てはいましたが、ここまでつっこんでは知りませんでした。私は、これを機に、友達などにもこのことを伝えていきたいと思いました。
 この本は、私に、プロジェリアという病気だけではなく、「生きる」ことについても教えてくれました。この本を読むことができて良かったです。


*****2008年度・優秀作品*****
冬休みの課題レポート・2008
教育活動
 MASA Home Page


  遺伝子実験施設ホームページ
熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設,
E-mail: www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp