2009年度 バイオ情報学

熊本大学
生命資源研究・支援センター
バイオ情報分野 准教授
荒木 正健
熊本市本荘2−2−1
Tel : (096) 373-6501, FAX : (096)373-6502
2009年 9月 1日


シラバス(授業計画)

科目分類:主題科目II、授業科目バイオ情報学
時間割コード:03025、開講年次:3年、学期:後期、
曜日:金曜日、時限:1限、選択/必修:選択、単位数:2、
科目コード:4402530030、
教室:パソコン室 (薬学部C棟2階)

〔授業形態〕
 専門用語など、基本的な内容を講義した後に、各種データベースを利用した演習を行います。
〔授業の目標〕
 ゲノムプロジェクトの進展に伴い、生命科学分野のデータベースの充実ぶりには目を見張るものがあります。一方で、数えきれないデータベースの中からどれを選べば良いのか、また数多くの機能のどれを利用すれば良いのか、慣れない人には分かりにくいのも事実です。そこで、実際にパソコンを操作しながら、様々なバイオデータベースの特徴を知り、有効活用するテクニックを身に付けましょう。
〔授業の内容〕
 生命科学の分野では、インターネットを利用することで、様々なデータベースを無料で使用することが出来ます。データベースの利用に必要な基本的な内容を講義した後、毎回テーマ(遺伝子)を指定するので、各種データベースを自由に検索し、レポート(様式自由)にまとめて提出して下さい。提出されたレポートの中からサンプルを抽出し、次の時間に良いところや悪いところを指摘します。
 なお、優秀なレポートはホームページで公開(無記名)することを考えています。
キーワード
 データベース、バイオインフォーマティクス、遺伝子、ジーン・オントロジー
テキスト:特に指定しません。
参考文献
・連載『使ってみよう! バイオデータベース』荒木正健、山崎由紀子監修、細胞工学、2005年11月号〜2006年10月号。
・細胞工学別冊『バイオリソース&データベース活用術』Webでキャッチ!! 実験材料・インフォマティクス、ナショナルバイオリソースプロジェクト情報運営委員会監修、秀潤社(\4,600)
評価方法
 出席回数(50%)とレポートの内容(50%)により評価します。
履修上の指導
 いつも同じデータベースを利用するのではなく、どんどん新しいデータベースに挑戦して下さい。また、バイオデータベースの多くは英語で書かれていますので、辞書または電子辞書を持参して下さい。
事前学習:配布資料で予習して下さい。
事後学習
 授業時間内にレポート作成が終わらなかった場合は、翌週の水曜日の正午までにメールで提出して下さい。あるいは、印刷したプリントを遺伝子実験施設事務室まで持参して下さい。

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