熊本大学
生命資源研究・支援センター
バイオ情報分野 准教授
荒木 正健
熊本市本荘2−2−1
Tel : (096) 373-6501, FAX : (096)373-6502
2011年 7月13日
シラバス(授業計画)授業科目:バイオ情報学、 パソコン室を利用した自己研鑽・参加型学習です。専門用語など、基本的な内容を講義した後に、各種データベースを利用した演習を行います。 〔授業の目標〕: ゲノムプロジェクトの進展に伴い、生命科学分野のデータベースの充実ぶりには目を見張るものがあります。一方で、数えきれないデータベースの中からどれを選べば良いのか、また数多くの機能のどれを利用すれば良いのか、慣れない人には分かりにくいのも事実です。そこで、実際にパソコンを操作しながら、様々なバイオデータベースの特徴を知り、有効活用するテクニックを身に付けましょう。 〔授業の内容〕: 生命科学の分野では、インターネットを利用することで、様々なデータベースを無料で使用することが出来ます。データベースの利用に必要な基本的な内容を講義した後、毎回テーマ(遺伝子)を指定するので、各種データベースを自由に検索し、レポート(様式自由)にまとめて提出して下さい。提出されたレポートの中からサンプルを抽出し、次の時間に良いところや悪いところを指摘します。 なお、優秀なレポートはホームページで公開(無記名)することを考えています。 キーワード: データベース、バイオインフォーマティクス、遺伝子改変マウス テキスト:適宜、プリントを配布します。 参考文献: ・細胞工学別冊『バイオリソース&データベース活用術』Webでキャッチ!! 実験材料・インフォマティクス、ナショナルバイオリソースプロジェクト情報運営委員会監修、秀潤社、\4,600、2009年7月。 評価方法・基準: 出席回数(60%)とレポートの内容(40%)により評価します。 履修上の指導: いつも同じデータベースを利用するのではなく、どんどん新しいデータベースに挑戦して下さい。また、バイオデータベースの多くは英語で書かれていますので、辞書または電子辞書を持参して下さい。 事前学習:配布資料で予習して下さい。 事後学習: 授業時間内にレポート作成が終わらなかった場合は、翌週の水曜日の正午までにメールで提出して下さい。あるいは、印刷したプリントを遺伝子実験施設事務室まで持参して下さい。 |