本九祭2008年後記

内容

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当日の様子

光る大腸菌で絵を描こう!

「光る大腸菌で絵を描こう!」のコーナーで皆さんが蒔いた大腸菌が、一晩たってたくさん増えました。ここで増えたのは、『光るたんぱく質』をつくる遺伝子を組み込まれた大腸菌です。ブラックライトを当てると・・・作品はこちら>>>

遺伝子組換え技術に対するご意見をうかがいました。

Q.遺伝子組換え技術を応用して、こんなものあればいいな、あるいは不安だなと思うものを自由に書いて下さい。

Q.貴方は、遺伝子組換え技術に対してどのようなイメージをお持ちですか?

より身近な物になって良いイメージを持ってもらえるようになってほしい。 遺伝子のことがとても良くわかりました。僕もノーベル賞ほしいです。
RH(-)の血液型は希少なのでこの技術を用いて、RH(-)の血液を増やす技術があるといいと思います。 遺伝子組換え表示義務は5%以上でないと表記されないということを知り、勉強になりました。
DNAもらってうれしかった。大切にします。 できれば遺伝子組換えされた食べ物は食べたくないです。
いつか空に飛べるまで。
ノーベル賞にあたいするような研究者に。
将来に不安を感じているので、毛生え薬が ・・・。 ゴールデンライス食べてみたい・・・。
(口頭で)神の領域。むやみに組換えてはいけない。 遺伝子組換え食品についてよく知らなかったけど、詳しく、わかりやすくまとめてあって勉強になりました。
これまであまりいいイメージは無かったですが、使いようによっては、役に立っていることがわかり、びっくりしました。これから良い方向に技術が進んでいってほしいです。
遺伝子組換えはただこわいと思ってました。だけど今日説明を聞いてすごい技術だなあと実感しました。
食品に応用するのはやめてほしい。栄養強化いらん。医薬品はどんどん作って下さい。

 

アンケートへのご協力ありがとうございました。

皆様からいただいたコメントを紹介させていただきます。

  • 大腸菌の実験 面白そうでした!!(50代、女性)
  • DNAや染色体を実際目で見ることができて面白かったです。遺伝子レベルで今後、様々な治療法が研究されれば嬉しいです。(女性)
  • 私は赤緑色弱のもので、DNAの欠損で、改善できればありがたいと思います。又、研究のテーマになればと思います。よろしくお願いいたします。(50代、男性)
  • たのしかったです。(10代、女性)
  • 光る大腸菌すごいです!!難しいなと思ったけれど、分かりやすかったです(10代、女性)
  • 授業で学んだことなどを展示で見ると、もっと知りたいと思えた。(10代、女性)
  • 実際、実験や具体物が見られて興味深く参加させてもらいました。大腸菌のお絵かきとか、小さい子も喜びそうですね。(女性)
  • 何か他の実験など。実際の研究室も入って(見て)みたい。(10代、男性)
  • 実際に自分の細胞をみることができて楽しかったです。普段、目に見えないものを、目に見えるようにしてもらうことで、わかりやすく感じました。遺伝子組換えについても、役立ってる面があるということがわかったので、ためになりました。(20代、女性)
  • 遺伝子組換え食品についてもっと知りたいと思いました。(40代、女性)
  • 遺伝について、もっと、より知りたいので教えてください。(50代、女性)
  • がんばって下さい!(20代、女性)
  • 色々な実験をサポートして下さってとてもやりやすかったです。質問にもわかりやすく答えて下さったので、楽しく良い思いでになりました。ありがとうございました。(10代、女性)
  • 絵を描いたり、顕微鏡を使って、いつもできないことがたくさんやれて楽しかったです。ありがとうございました。(10代、女性)
  • とても丁寧な対応で親しみやすく、DNAへの関心が高まりました。(20代、女性)
  • 大腸菌おえかき楽しかったです。説明してくれたお姉さんがとっても美人でみとれちゃいました。(20代、女性)
  • ワトソンのDNA(50代、男性)
  • おばけのほねがみたい(6歳の女の子)
  • 大腸菌が光るのにびっくりしました。(20代、女性)
  • 説明をしてくれたお姉さんが優しかったです。身近に感じられるよう、工夫がされていてとても良かったです。(20代、女性)
  • アカムシの染色体を見る実験では、アカムシの中にアカムシを発見しました!!(笑)ありがとうございました。(10代、女性)
  • クローンマウスがみたいです。(20代、男性)
  • ブロッコリーかなんかのDNAを抽出してみたい。ベニバナからインスリンを作るのはかえって高くつきそうですが、なぜコストが低くなるのですか。アカムシかわいかった。(10代、女性)
  • アカムシの実験楽しかったです。(染色体も顔も♡)ノーベル賞の光る染色体についても実際に見れて良かったです。(10代、女性)
  • またきたい(5歳の男の子)
展示の補足:「(微生物からよりも)ベニバナからインスリンを作るのはかえって高くつきそう」の質問に対して

バイオテク普及協会によると、
「開発されたベニバナは、種子中に総タンパク質の1.2%を占めるインスリンをつくることができます。この遺伝子組み換えベニバナを栽培すれば、たった1 エーカー(約4,047平方メートル)で2,500名の患者に1年分のインスリンを供給できるといいます。同社では、今日用いられている微生物由来のシステムと比較して、植物由来のインスリンは生産設備の立ち上げコストを70%低く、また全体的な製造コストを40%低く抑えることが可能であると見積もっています。」(バイオテク普及協会HPより引用)
また、2008年に、米国FDAにベニバナで作った組換えインスリンの新薬の申請(IND)を行なったことを発表しています。

顕微鏡協力:(株)八尾日進堂 宮崎眞二 氏
オリンパス株式会社 宮城 仁 氏