下記日程で第57回遺伝子技術講習会を開催します。今回、リアルタイムPCRシステム7500を購入し、遺伝子実験施設・5階・機器分析室に設置しましたので、関連する話題を提供することにしました。多数の方の御来聴を歓迎致します。
なお、施設利用登録者を対象とした『リアルタイムPCRシステム7500使用説明会』を、技術講習会終了後開催します。こちらの方は事前登録が必要ですので、別途ご案内します。
<第57回遺伝子技術講習会>
『リアルタイム定量PCRシステムの原理とその応用』
主 催:熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
日 時:2005年 4月21日(木)13:30〜15:00
場 所:熊本大学 生命資源研究・支援センター
遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
講 師:アプライドバイオシステムズ ジャパン
MB Application Support 永野 麻奈美 氏
内 容:
1.リアルタイムPCRによる発現定量の原理
2.蛍光ケミストリー
3.遺伝子発現定量解析における反応系の最適化
(プライマー&プローブの選択)
4.TaqManプローブを用いたアプリケーション応用
PCRサイクル毎の増幅産物をリアルタイムにモニタリングし初期鋳型量を算出するリアルタイムPCRシステムは微量mRNA発現定量及びSNPsタイピングを中心に幅広く用いられております。
リアルタイムPCRシステムのリーディングカンパニーであるアプライドバイオシステムズからは従来定量PCR実験では必須であったさまざまな予備実験が最小限で済み、迅速なデータ出しが行えるように様々な試薬やウェブでの反応系ガイドライン公開などを含むより使いやすいトータルシステムが提供されております。
本セミナーではリアルタイム定量PCRシステムによる遺伝子発現定量の原理、最適化のガイドライン、定量手法(検量線法と・・CT法)に加え、本システムを使用して可能なアプリケーションのご紹介とWeb上でターゲット遺伝子定量用TaqMan アッセイを検索できる調整済試薬TaqMan GeneExpression Assaysをアプライドバイオシステムズのアプリケーション担当者よりご紹介させていただきます。
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熊本大学・遺伝子実験施設, E-mail:WWW@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp