熊本大学・遺伝子実験施設
熊本市本荘2−2−1
Tel : (096) 373-6501, FAX : (096)373-6502
2000年7月12日 更新
内容:
(1)第2回GUM開催のお知らせ
(2)「第17回遺伝子技術講習会」について
(3)「第4回遺伝子実験施設セミナー」について
===GTC-User Meeting (GUM) 開催のお知らせ===
「GTC-User Meeting (GUM)」の第2回のミーティングを
下記日程で開催します。多数の皆様の参加をお待ちしています。
・・・・・GUM 第2回・・・・・
日時;平成12年7月27日(木)
17:30〜18:30
場所;遺伝子実験施設・6階・セミナー室(601)
または 講義室(602)
内容;
[パート1](20〜40分)
テーマ:
「Class II HLA 分子を介したシグナル伝達機構の解析」
発表者:松岡 多香子 氏
(医学研究科 脳・免疫統合科学系 免疫識別学講座)
[パート2](10〜20分)
〜〜〜利用者及びスタッフの自由な意見交換〜〜〜
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下記日程で、「第17回遺伝子技術講習会」を開催します。
多数の方のご来聴を歓迎いたします。
テ−マ;超高速リアルタイム定量PCR
機 器;LightCycler System
(ロシュ・ダイアグノスティックス)
場 所;遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
日 時;平成12年 7月25日(火)
13:30〜14:00 解説
「Light Cycler 原理及び検出のフォーマット」
14:00〜16:00 デモ(1)
「コントロールキットを用いたデモンストレーション」
16:00〜18:00 デモ(2)
「実際のサンプルを用いたデモンストレーション」
講 師;高橋 邦明 氏
ロシュ・ダイアグノスティックス(株)研究試薬部
内 容;
LightCycler Systemは革新的な超高速PCRおよびリアル
タイムPCR産物分析装置です。ヒートブロックに代わり空気
を用いた高速温度サイクルと、キャピラリー型の反応容器を用
いる事により30〜40サイクルの増幅を20〜30分で終了
します。
蛍光シグナルを各サイクル毎にリアルタイムかつオンライン
で測定モニタリングを行い、得られたデータを専用ソフトウェ
アーで処理することによりスタート時のターゲットの量を正確
に定量します。
また、LightCycler Systemは、増幅産物の融解曲線分析を
行うことが出来、融解曲線分析とロシュ・ダイアグノスティッ
クスが開発したFRET(蛍光共鳴エネルギー転移)を用いたプ
ローブにより、ポイントミューテーションの検出が可能です。
今回は、この革新的なシステムの原理及び検出のフォーマッ
トについて解説を行います。また解説後、LightCyclerを用い
て超高速リアルタイムPCR定量分析を実感していただける様、
2回に分けてデモンストレーションを行います。
熊本大学遺伝子実験施設では、毎年1回「遺伝子実験施設
セミナ−」を開催しています。平成12年度(第4回)遺伝
子実験施設セミナ−は、『ヒトゲノム計画の現況と展望』と
いうテ−マで、榊 佳之先生(東京大学)と清水 信義先生
(慶応大学)にご講演をお願いしてあります。11月21日
(火)16時〜18時開催予定です。