今月のお知らせ
  (平成13年5月)

熊本大学・遺伝子実験施設
熊本市本荘2−2−1
Tel : (096) 373-6501, FAX : (096)373-6502
2001年 5月 7日 更新


今月のお知らせ(5月)

 内容:
  (1)遺伝子実験施設利用者説明会の御案内
  (2)GUM 第7回
  (3)「FastPrep」デモのお知らせ


<これまでのお知らせ>


(1)遺伝子実験施設利用者説明会の御案内

 平成13年度の遺伝子実験施設利用者説明会を、下記日程で開催します。新規登録者を対象にしますが、昨年度途中から利用されている方で、遺伝子実験施設の利用方法について不安な方も御参加下さい。また、利用する予定はないけど興味はあるという方も参加は自由です。逆に、説明会に参加しなくても、遺伝子実験施設の利用者登録は可能です。同じ内容の説明会を2回行うことにしましたので、都合の良い方を選択して下さい。出欠に関して事前連絡の必要はありません。利用者説明会終了後、希望者は「指紋照合入退室管理システム」を利用するための『時間外及び休日利用者登録手続き』を行います。
 なお、説明会参加者には、「遺伝子実験施設・利用の手引き 第2版」を配付します。
日 時;
 (1回目)平成13年5月11日(金)
      10:00〜10:30
 (2回目)平成13年5月22日(火)
      14:00〜14:30
場 所;遺伝子実験施設、6階、講義室(602号室)
内 容;
  1)施設建物の概要説明
  2)遺伝子実験施設を利用するために必要な手続き
  3)利用時間及び時間外の利用
  4)予約及び使用記録
  5)利用者負担金
  6)電話器の利用
  7)主な機器の紹介
  8)その他

(2)GUM 第7回

 下記日程で第7回GTC-User Meeting(GUM)を開催します。当日、手元資料として、演者が実際に使用しているプロトコールのコピーを配付します。遺伝子実験施設利用者でなくても参加できますので、多数の皆様のご来聴を歓迎します。

・・・・・GUM 第7回・・・・・
日 時;平成13年5月23日(水)17:00〜18:00
場 所;遺伝子実験施設・6階・セミナー室(601)
            または 講義室(602)
内 容;
[パート1](20〜40分)
テーマ:「組換え型アルブミンの効率的な精製法の確立」

発表者:中城 圭介 氏(薬学部・薬剤学研究室)

要 旨:
 アルブミンは種々の疾患に汎用され、近代医療にとって欠かせない医薬品です。しかしながら、このアルブミン製剤の国内自給率は、高々約25%と低く、海外に依存することに対する批判が高まっています。さらに、近年の血液不足及びHIV、ウイルスやプリオン混入の危険性の問題から、血液に頼らない新しいアルブミンの生産法の確立が望まれています。
 そのような背景の下、本研究では異種タンパク質発現宿主として酵母細胞(Pichia酵母)を用いてアルブミンを発現させると共に、それらの精製を行いました。

[パート2](10〜20分)
  〜〜〜利用者及びスタッフの自由な意見交換〜〜〜

(3)「FastPrep」デモのお知らせ

 Qbiogene社の細胞組織破砕装置「FastPrep」のデモンストレーションを行います。5月15日(火)に使用説明会を開催した後、翌日から5月24日(木)までデモンストレーションを続けます。消耗品となるビーズ入りチューブ(BioPulverizerTube)や核酸抽出試薬キット(FastDNA/FastRNA)も、堤化学及びナカライテスクの方で用意するそうですので、期間中自由にご使用下さい。(5月15日は説明のみです)

     ===使用説明会===

日 時:2001年5月15日(火)
     13:00〜14:00 第1回目説明会
     15:30〜16:30 第2回目説明会
場 所:熊本大学遺伝子実験施設・6階・実習室(603)
説明員:ナカライテスク株式会社
    マーケティング部 竹居 利行 氏
内 容:
 (1)FastPrepの特長及び破砕原理
 (2)装置の使用方法


熊本大学・遺伝子実験施設; E-mail:www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp