今月のお知らせ(8月vol.2)
内容:
(1)『アクティブボード』の設置について
(2)ポスター掲示のお知らせ
(3)第21回遺伝子技術講習会の御案内
遺伝子実験施設6階廊下(講義室の前)に、施設利用者が学会等で研究発表に使用したポスターを掲示するスペース(『アクティブボード』)を設置しました。1人に1200 x 1800 mmのスペースを割り当て、同時に3人が掲示できます。説明などに使用するフリースペース(ホワイトボード)も併設しました。ポスター掲示期間は1ヶ月とし、発表者は遺伝子実験施設で指名します。発表を希望される方は、遺伝子実験施設スタッフまで御連絡下さい。ポスターの内容に関する質問等は、直接発表者に御連絡下さい。また、『アクティブボード』に関する情報は遺伝子実験施設のホームページで公開し、施設利用者にはメーリングリストを利用してニュースを配信します。
最初の3人は、7月8日〜12日に京都で開催された第14回国際発生生物学会で研究発表された下記3人にお願いしました。8月7日から掲示しています。8月末まで掲示していますので、是非ご覧下さい。
・太田 訓正 氏
(大学院医学研究科 脳・免疫統合科学系 神経分化学講座)
Clone 179; a novel soluble molecule involved in the eye formation.
・木村 千春 氏
(発生医学研究センター 胚形成部門 形態形成分野)
Complementary functions of Otx2 and Cripto in initial patterning of mouse epiblast.
・荒木 喜美 氏
(発生医学研究センター 器官形成部門 臓器形成分野)
Exchangeable gene trap using a "double lox" targeting strategy mediated by Cre.
遺伝子実験施設では、現在「ジーントラップクローンの解析」をメインテーマに研究活動を行っています。発生生物学会及び分子生物学会などで研究発表を行っているのですが、これまであまり施設内でのアピールをしてきませんでした。そこで、学会発表に使用したポスターを、施設内に掲示することにしました。実は、『アクティブボード』の設置に先立ち、既に7月中旬から下記演題を6階・画像処理室(604)の向かい側の廊下に掲示しています。時間がある時にご覧いただき、ご批判、ご指導をお願いいたします。
14th International Congress of Developmental Biology,
Kyoto, Japan, 8 - 12 July, 2001.
Analysis of gene trapped clone "Ayu8008".
Kumiko Yoshinobu, Masatake Araki, Junichirou Yoshimuta,
Tomohisa Sekimoto, Kimi Araki, Misao Suzuki,
Ken-ichi Yamamura.
下記日程で、第21回遺伝子技術講習会を開催しますのでお知らせします。多数の方の御来聴を歓迎いたします。なお、27日の講習会の後、引き続き8月28日・29日は、Odysseyのデモンストレーションを行います。デモの際、実際にサンプルの解析を希望される方は、事前に打ち合わせを行う必要がありますので、8月14日(火)までに、遺伝子実験施設スタッフまで御連絡下さい。
===第21回遺伝子技術講習会===
テ−マ;『赤外線技術を用いた超高感度蛍光イメージングシステム』
機 器;Odyssey(LI-COR)
日 時;
平成13年8月27日(月)13:30〜15:30
13:30−14:30
赤外線技術を用いた超高感度蛍光イメージングシステム
の原理及び利用可能なアプリケーションについての説明
14:45−16:00
デモサンプルでのOdysseyによる測定の実演
平成13年8月28日(火)〜29日(水)
デモンストレーション
場 所;遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
講 師;尾崎 則仁 氏
[アロカ(株)バイオ機器販売促進課 分析機器課]
内 容;
メンブレンを使用する場合、従来の蛍光イメージャーでは、高いバックグランドにより十分な感度を得ることが出来ませんでした。Infrared Imaging System Odysseyは、LI-COR社独自の赤外蛍光技術による低いバックグランドにより高感度な蛍光イメージの検出を可能としており、下記の優れた特長を持っています。
今回、遺伝子技術講習会における製品の説明と、その後2日間のデモンストレーションを実施しますので、是非とも多くのご研究者のご参加をお願い致します。
主な特長
・メンブレン上での高感度検出が可能
・2蛍光による2重標識ブロッティングが可能
・21ミクロンの高分解能
・クマシー等のタンパク質ゲルの測定が可能
・半導体レーザーにより、コンパクトでメンテナンスが簡単
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