今月のお知らせ
  (平成14年 5月)

熊本大学・遺伝子実験施設
熊本市本荘2−2−1
Tel : (096) 373-6501, FAX : (096)373-6502
2002年 5月 6日 更新


今月のお知らせ(5月)

 内容:
  (1)第25回遺伝子技術講習会のお知らせ
  (2)遺伝子実験施設利用者説明会について
  (3)共焦点レーザースキャン顕微鏡使用説明会について
  (4)『アクティブボード』について


<これまでのお知らせ>


(1)第25回遺伝子技術講習会のお知らせ

 下記日程で、第25回遺伝子技術講習会を開催しますのでお知らせします。今回は、日本ベクトン・ディッキンソン株式会社の「FACSClub」メンバーを対象とした「BDバイオサイエンステクニカルセミナー」も兼ねています。このセミナーは、同じ内容で、東京・大阪・熊本の3箇所で開催されるものです。多数の方のご参加をお待ちしています。
 なお、遺伝子実験施設・6階・細胞分離室(605)に設置している『FACSCan』及び『FACSCalibur』の使用説明会は、別途行います。今回の技術講習会では、『FACSCan』を講義室に移設し、下記テーマに絞ったデモを予定しています。

======= 第25回遺伝子技術講習会 =======

テ−マ;『EGFPとDsRedによる2カラーフローサイトメトリーと遺伝子機能解析への応用』
日 時;平成14年 5月 9日(木)13:00〜16:00
場 所;遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
講 師;三輪 佳宏 先生
    筑波大学基礎医学系薬理
内 容;
 近年、蛍光蛋白質GFPはその優れた性質から、生命科学の非常に幅広い分野に応用されています。さらに1999年には、GFPと組み合わせて用いるのに適した波長特性をもつ赤色蛍光蛋白質、DsRedも発見されたことにより、容易に2 color解析を行うことが可能になり、今後一層の応用が期待されています。本セミナーでは、これら蛍光蛋白質をフローサイトメトリー(FCM)に応用して2カラー解析を実際に行う場合の技術的な面について、デモをまじえながら詳しく解説します。さらに、この2カラーFCMを応用した遺伝子機能解析法についても実例をあげながら紹介します。

(2)遺伝子実験施設利用者説明会について

 平成14年度の遺伝子実験施設利用者説明会を、下記日程で開催します。新規登録者を対象にしますが、昨年度途中から利用されている方で、遺伝子実験施設の利用方法について不安な方も御参加下さい。また、利用する予定はないけど興味はあるという方も参加は自由です。逆に、説明会に参加しなくても、遺伝子実験施設の利用者登録は可能です。同じ内容の説明会を2回行うことにしましたので、都合の良い方を選択して下さい。出欠に関して事前連絡の必要はありません。利用者説明会終了後、希望者は「指紋照合入退室管理システム」を利用するための『時間外及び休日利用者登録手続き』を行います。
 なお、説明会参加者には、「遺伝子実験施設・利用の手引き 第2版」を配付します。
日 時;
 (1回目)平成14年5月8日(水)
      14:00〜14:30
 (2回目)平成14年5月10日(金)
      10:00〜10:30
場 所;遺伝子実験施設、6階、講義室(602号室)
内 容;
  1)施設建物の概要説明
  2)遺伝子実験施設を利用するために必要な手続き
  3)利用時間及び時間外の利用
  4)予約及び使用記録
  5)利用者負担金
  6)電話器の利用
  7)主な機器の紹介
  8)その他

(3)共焦点レーザースキャン顕微鏡使用説明会について

 遺伝子実験施設・5階・組織検査室(507)に設置している倒立型共焦点レーザースキャン顕微鏡、及び正立型共焦点レーザースキャン顕微鏡の使用説明会を下記日程で行います。それぞれ同じ内容で2回行いますので、参加を希望される方は、5月14日(火)までに、希望の説明会をメール(www2@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp)で御連絡下さい。部屋が狭く人数に限りがあるため、希望に添えられない場合があります。予めご了承下さい。なお、連絡の際には、氏名・所属・連絡先(内線及びE-mailアドレス)を明記して下さい。各機器の詳細については、遺伝子実験施設スタッフまでお尋ね下さい。

  === 倒立型共焦点レーザースキャン顕微鏡
     FLUOVIEW FV500-IX(OLYMPUS)使用説明会 ===
  日時;2002年5月16日(木)
   第1回説明会 10:00ー11:30(基本操作)
          11:30ー12:30(経時的観察について)
   第2回説明会 14:00ー15:30(基本操作)
       15:30ー16:30(経時的観察について)

  === 正立型共焦点レーザースキャン顕微鏡
     FLUOVIEW FV300(OLYMPUS)使用説明会 ===
  日時;2002年5月17日(金)
   第1回説明会 10:00ー11:30(基本操作)
   第2回説明会 14:00ー15:30(基本操作)

(4)『アクティブボード』について

 5月の『アクティブボード』は、下崎 康治氏(発生医学研究センター 転写制御分野)、落合 和氏(発生医学研究センター 転写制御分野)及び滝沢 琢己氏(発生医学研究センター 転写制御分野)の3人にお願いしました。各ポスターのAbstractも
『アクティブボード』のページに掲載していますので、是非ご覧下さい。


熊本大学・遺伝子実験施設; E-mail:www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp