今月のお知らせ
  (平成14年10月v.2)

熊本大学・遺伝子実験施設
熊本市本荘2−2−1
Tel : (096) 373-6501, FAX : (096)373-6502
2002年10月28日 更新


今月のお知らせ(10月v.2)

 内容:
  (1)オープンハウスのお知らせ
  (2)『アクティブボード』について
  (3)第29回遺伝子技術講習会のお知らせ


<これまでのお知らせ>


(1)オープンハウスのお知らせ

 熊本大学・遺伝子実験施設では、今年度の本九祭参加企画として、オープンハウス『DNA博物館』を開催します。11月4日(月;振替祝日)13:00〜17:00の予定です。現在、本九祭実行委員の学生さん達と準備を進めているところです。多数の皆様のご参加をお待ちしています。

(2)『アクティブボード』 について

 10月の『アクティブボード』は、安井 金也氏(発生医学研究センター 胚形成部門 系統発生分野)、栗山 正氏(大学院医学研究科 脳・免疫統合科学系 神経分化学講座)及び三浦 克尚氏(発生医学研究センター 器官形成部門 臓器形成分野)の3人にお願いしました。各ポスターのAbstractも『アクティブボード』のページに掲載していますので、是非ご覧下さい。

(3)第29回遺伝子技術講習会のお知らせ

 下記日程で、第29回遺伝子技術講習会を開催しますのでお知らせします。1時間の技術講習会終了後、さらに1時間のフリーデモンストレーションを行います。多数の方のご参加をお待ちしています。
======= 第29回遺伝子技術講習会 =======
テ−マ;『PyrosequencingによるSNP解析システム』
機 器;株式会社 バイオット PSQ96MA
日 時;平成14年10月29日(火)
  講習会・・・・・・14:00〜15:00
  フリーデモ・・・・15:00〜16:00
場 所;遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
講 師;足立 朝穂 氏
   株式会社 バイオット
内 容;
 PSQ96MAはSNPタイピングの為に開発された革新的なDNAシークエンサーです。安定した測定原理により、高速且つ高精度なSNP解析を実現します。また、その他のアプリケーションとして、マルチアレルSNP、挿入欠失多型、マルチプレックス解析、アレル頻度解析や30 bp程度の高速ショートシーケンス解析があり、PSQ96MA一台で様々なゲノム多型解析が可能となります。
 PSQ96MAの測定原理であるPyrosequencing法は、DNAポリメラーゼによる伸長反応を基本としたシーケンス手法です。ポリメラーゼが塩基伸長するときに生じるピロリン酸をルシフェラーゼ発光に変換して、伸長反応をリアルタイムで検出し、発光の強度とパターンからSNPタイプ、周辺配列を自動で決定します。
 測定には96ウェルタイタープレートを利用し、解析時間は96検体同時で約10分間です。また、SNPサイトのみでなく周辺配列もシーケンス解読しますので、精度の高いジェノタイピングが可能です。
 当日はセミナー会場にてデモ機によるSNPジェノタイピングのデモンストレーションを行います。


熊本大学・遺伝子実験施設; E-mail:www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp