今月のお知らせ
  (平成15年11月)

2003年11月 7日 更新


 内容:
  (1)第40回遺伝子技術講習会のお知らせ
  (2)ストックスペースについて
  (3)オープンハウス『DNA博物館』について
  (4)遺伝子実験施設連絡会議について
  (5)『アクティブボード』について


<これまでのお知らせ>


(1)第40回遺伝子技術講習会のお知らせ

 下記日程で、『第40回遺伝子技術講習会』を開催しますのでお知らせします。また、休憩を挟んで引き続き、『SNP解析システム使用説明会』も開催します。このSNP解析システムは、平成14年度重点配分経費(ゲノム情報解析教育研究支援事業)で購入したものです。遺伝子実験施設・5階・機器分析室(502)に設置しているものですが、当日は講義室に移設します。技術講習会、使用説明会、共に多数の方の御来聴を歓迎いたします。事前連絡の必要はありません。

======= 第40回遺伝子技術講習会 =======
主 催;熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
テーマ;「PyrosequencingによるSNP解析・最新の知見について」
機 器;株式会社 バイオット PSQ96MA
日 時:平成15年11月18日(火)13:30〜14:30
場 所;遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
講 師;足立 朝穂 氏 [株式会社 バイオット]
内 容;
 PSQ96MAはSNPタイピングの為に開発された革新的なDNAシークエンサーです。安定した測定原理により、高速且つ高精度なSNP解析を実現します。また、その他のアプリケーションとして、マルチアレルSNP、挿入欠失多型、マルチプレックス解析、アレル頻度解析や30 bp程度の高速ショートシーケンス解析があり、PSQ96MA一台で様々なゲノム多型解析が可能となります。
 PSQ96MAの測定原理であるPyrosequencing法は、DNAポリメラーゼによる伸長反応を基本としたシーケンス手法です。ポリメラーゼが塩基伸長するときに生じるピロリン酸をルシフェラーゼ発光に変換して、伸長反応をリアルタイムで検出し、発光の強度とパターンからSNPタイプ、周辺配列を自動で決定します。 測定には96ウェルタイタープレートを利用し、解析時間は96検体同時で約10分間です。また、SNPサイトのみでなく周辺配列もシーケンス解読しますので、精度の高いジェノタイピングが可能です。

===== SNP解析システム 使用説明会 =====
機 器;株式会社 バイオット PSQ96MA
日 時;平成15年11月18日(火)14:40〜17:00
場 所;遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
講 師;足立 朝穂 氏 [株式会社 バイオット]
内 容;
 測定原理やアプリケーションに関しては『第40回遺伝子技術講習会』で説明しますので、実際にサンプルを処理する工程や機械の操作を中心に説明します。

(2)ストックスペースについて

 遺伝子実験施設では、これまでの冷蔵庫、冷凍庫に加えて、10月1日から室温の棚や引きだしについてもスペース占有料を集めることにしました。利用者負担金の一部ですが、下記に転記します。
 11月1日以降、許可なく使用されている棚及び引きだしの中身はすべて撤去いたしますのでご了承下さい。なお、新規利用の受付けは常時行います。

===== スペース占有料 =====
 〔1〕冷蔵ショーケース(4℃)(401、501、502、518&603号室)
   [場所代] 1ヶ月使用料金;1エリア500円。

 〔2〕フリーザー(−25℃)(401&501号室)
   [場所代]上段(A〜F)1ヶ月使用料金;1ラック 300円。
        下段(G〜J)1ヶ月使用料金;1ラック 500円。

 〔3〕ディ−プフリ−ザ−(−80℃)(501&508号室)
   [場所代]  1ヶ月使用料金;1ラック1,000円、引出し1段250円。

 〔4〕超低温冷凍庫(−152℃)(505号室)
   [場所代]  1ヶ月使用料金;1エリア500円。

 〔5〕低温室
   [場所代]  1ヶ月使用料金;1エリア500円。

 〔6〕引きだし及び棚(501,502号室)
   [場所代]  1ヶ月使用料金;1スペース200円
      >>>詳細を見る

(3)オープンハウス『DNA博物館』について

 遺伝子実験施設では、今年度の本九祭参加企画として、オープンハウス『DNA博物館』を11月1日(土)に開催しました。来館者約100人という盛況でした。本九祭実行委員会メンバーGTC班を中心とする医学部学生の皆さま、お疲れさまでした。ありがとうございました。また、施設利用者の皆さまのご理解とご協力にも感謝いたします。ありがとうございました。

(4)遺伝子実験施設連絡会議について

 第19回遺伝子実験施設連絡会議を下記日程で開催します。当日(11月21日)は約80人の遺伝子実験施設関係者が全国から集まり、施設見学も行いますので、午後3時から6時までの施設利用を禁止します。利用者の皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。

   === 第19回遺伝子実験施設連絡会議 ===
日  時;平成15年11月21日(金)
    受  付   13:00〜13:30
    連絡会議   13:30〜16:30
    施設見学   16:40〜17:40
    懇親会    18:00〜20:00
場  所;
    会議場 :医学部総合研究棟3階講習室
    懇親会場:楷樹会館

遺伝子実験施設使用禁止時間帯:15:00〜18:00

(5)『アクティブボード』 について

 11月の『アクティブボード』は、井原 敏博氏(工学部 物質生命化学科)、上野 貴将氏(エイズ学研究センター ウイルス制御分野)及び日野 洋健氏(発生医学研究センター 臓器形成分野)の3人にお願いしました。各ポスターのAbstractも『アクティブボード』のページに掲載していますので、是非ご覧下さい。


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熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設,
E-mail: www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp