今月のお知らせ
  (平成16年 2月v.2)

2004年 2月10日 更新


 内容:
  (1)第8回遺伝子実験施設セミナーのお知らせ
  (2)第42回遺伝子技術講習会のお知らせ
  (3)第43回遺伝子技術講習会のお知らせ
  (4)『アクティブボード』について


<これまでのお知らせ>


(1)第8回遺伝子実験施設セミナーのお知らせ

 下記日程で、第8回遺伝子実験施設セミナーを開催します。
 多数の方の御来聴を歓迎いたします。
第6回免疫学セミナー & 第8回遺伝子実験施設セミナー
日 時;平成16年 2月27日(金)
    16:00〜18:00
場 所;熊本大学 生命資源研究・支援センター
    遺伝子実験施設 6階 講義室(601)
テーマ;『遺伝子多様性の分子機構』
講 師;
『マウス嗅覚受容体遺伝子の単一発現機構』
  東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻 教授  坂野 仁

『免疫記憶B細胞の産生と維持に関わる分子機構』
          国立感染症研究所免疫部 部長  竹森 利忠

(2)第42回遺伝子技術講習会のお知らせ

 下記日程で、第42回遺伝子技術講習会を開催します。
 多数の方の御来聴を歓迎いたします。
======= 第42回遺伝子技術講習会 ======
主 催;熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
テーマ:『蛍光消光現象を使用した新規遺伝子解析技術「QP法」のご紹介と
     ヒト遺伝子タイピングへの応用例』
日 時:2004年2月19日(木)17:00〜18:30
場 所:遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
講師及び講演内容;
(1)QP法とは
   環境エンジニアリング株式会社 事業企画部 蔵田 信也 氏

 QP法 は、独立行政法人産業技術総合研究所と環境エンジニアリング株式会社との共同研究によって開発された純国産の遺伝子検出・定量技術です。 QP法では、蛍光消光現象を利用した新規な核酸プローブ「QProbe」を用います。このQP法の基本原理 ・特徴と応用事例についてご紹介いたします。

(2)QP法を用いたヒト遺伝子タイピング
         アークレイ株式会社 研究本部 平井 光春 氏

 私共はQProbeを用いた遺伝子タイピングの系の研究を進めてまいりました。その成果の1つである、QProbeを利用した試薬を用いたヒト遺伝子タイピングの結果を、薬物動態関連遺伝子、糖尿病遺伝子を中心として発表いたします。

(3)第43回遺伝子技術講習会のお知らせ

 下記日程で、第43回遺伝子技術講習会を開催します。多数の方の御来聴を歓迎いたします。また、講習会終了後、15:00〜17:00の予定でフリーデモンストレーションを行います。こちらの方も御自由に御参加下さい。
======= 第43回遺伝子技術講習会 ======
主 催:熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
テーマ:『簡易型キャピラリーDNA電気泳動システム』
機 器:HDA GT-12 (Biocal Technologies)
日 時:2004年 2月23日(月)13:30〜14:45
場 所:熊本大学 生命資源研究・支援センター
    遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
講 師:日本カンタム・デザイン株式会社 バイオテクノロジー事業部
            鈴木 敦士 氏 & 福田 敏志 氏
内 容:
13:30〜14:45 第43回遺伝子技術講習会
  1)簡易型キャピラリー電気泳動システム『HDA GT-12』のご紹介
  2)サンプル泳動による実機取り扱い説明
  3)質疑応答
14:45〜15:00 休憩
15:00〜17:00 フリーデモンストレーション

<HDA GT-12システム概要>
 HDAシステムは、従来のゲルの作製、電気泳動、イメージング、データ解析という手法を一台に集約し、研究者の皆様の時間の有効利用に貢献します。
 12本キャピラリーを用いてPCR産物の確認泳動をハイスループットで行います。
 EtBrを利用しているため、サンプルに蛍光標識することなく、PCR後すぐに泳動が開始できます。その他、多型解析や、制限酵素処理産物の確認などにもご利用いただ けます。

<フリーデモンストレーション概要>
(1) お手持ちのDNAサンプルを用いて、泳動の実演を行います。
12サンプルあたり5分〜15分で終了します。
この機会に是非ご利用ください。
(2)ご用意いただくサンプルの調整に関して
   ・サンプル  :PCR産物などのDNAサンプル(50bp〜800bp)
   ・サンプル数 :12サンプル以下
   ・サンプル濃度:1〜10ng/μL
   ・サンプル量 :10μL以上
(注1) 従来法と比較するために、ゲル電気泳動のデータ写真があるとご理解いただきやすいかと存じます。
(注2) 時間が限られておりますので、上記以外のサンプルの泳動をご希望の方はサンプルをご用意頂ければ弊社に持ち帰り、解析後データを提供いたします。
  ・HDAシステムは現在50bp〜5Kbpを解析できるゲルを用意しております。
   5kbp以上のゲルは現在開発中となりますのでご了承ください。
(注3) システム・サンプルに関してのご質問は弊社アプリケーション担当福田[ fukuda@qdj.co.jp ]までお問い合わせください。

(4)『アクティブボード』 について

 2月の『アクティブボード』は、荒木 喜美氏(発生医学研究センター 臓器形成分野)、荒木 正健氏(生命資源研究・支援センター バイオ情報分野)及び岩村 智勝氏(発生医学研究センター 臓器形成分野)の3人にお願いしました。各ポスターのAbstractも『アクティブボード』のページに掲載していますので、是非ご覧下さい。


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熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設,
E-mail: www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp