今月のお知らせ
  (平成16年 5月)

2004年 5月 5日 更新


 内容:
  (1)第44回遺伝子技術講習会のお知らせ
  (2)Sequence Detection System使用説明会のお知らせ
  (3)キャピラリーシーケンサー使用説明会のお知らせ
  (4)『アクティブボード』について


<これまでのお知らせ>


(1)第44回遺伝子技術講習会のお知らせ

 下記日程で、第44回遺伝子技術講習会を開催します。今回は、昨年12月に開催された第26回日本分子生物学会年会(神戸)において、立ち見が出るほどの盛況だったメルク(株)のバイオテクノロジーセミナー(ランチョンセミナー)を再現します(ただし、お弁当はありません)。既に学会場で聞かれた方も、直接質問する機会まではなかったと思います。多数の方の御来聴を歓迎いたします。

======= 第44回遺伝子技術講習会 ======
主 催:熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
共 催:拠点形成研究B
   「新世代生命科学におけるプロテオミクス研究・教育システムの構築」
後 援:堤科学株式会社
テーマ:『タンパク質の発現、可溶化、精製のヒント』
日 時:2004年 5月17日(月)15:00〜17:00
場 所:熊本大学 生命資源研究・支援センター
    遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
講 師:メルク株式会社 ライフサイエンス部
    プロダクトマネージメント   川口 恵子 氏
内 容:
 組換えタンパク質の解析は研究テーマに関わらず広く用いられているプロセスですが、発現、抽出、精製の各ステップにおいて目的タンパク質の性質に合った方法を選ぶことで収集率や効率はさらに向上できます。今回のセミナーでは各ステップで役に立つヒントをご紹介します。みなさまのご研究にお役立て下さい。

トピックス
 1.Leaky (basal) expression(基底発現)のコントロール
 2.高生産量の誘導
 3.目的配列の安定化
 4.可溶化の向上・改善
 5.複数遺伝子を同一細胞内で同時発現
 6.制限酵素を利用しない定方向性クローニング
 7.大腸菌ホスト株 〜完全長タンパク質取得のための誘導条件〜
 8.ジスルフィド(S-S)結合の架橋による収率向上
 9.高収率・短時間のタンパク質抽出
10.昆虫細胞を用いた発現
11.大腸菌・酵母・動物細胞などからタンパク質を分画精製するシステム

(2)Sequence Detection System使用説明会のお知らせ

 下記日程でSequence Detection System使用説明会を開催します。今回は、リアルタイムPCRであるTaqMan PCRの原理及びABI PRISM 7700の使用方法の紹介を致します。同じ内容で2回行ないますので、参加を希望される方は、5月10日(月)までに、希望の説明会をE-mail (www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp)で御連絡下さい。部屋が狭く人数に限りがあるため希望に添えられない場合があります。予めご了承下さい。

===== Sequence Detection System使用説明会 =====
機 器:Sequence Detection System, ABI PRISM 7700
   [アプライド・バイオシステムズ・ジャパン(株)]
日 時:2004年 5月20日(木)
   第1回 10:00〜12:00
   第2回 14:00〜16:00
場 所:遺伝子実験施設・5階・機器分析室(502)
説明担当者:アプライド・バイオシステムズ・ジャパン(株)
      フィールドアプリケーション  浅井 敏夫 氏

(3)キャピラリーシーケンサー使用説明会のお知らせ

 下記日程でキャピラリーシーケンサー使用説明会を開催します。今回説明するのは、シーケンスキットの使用方法と、泳動操作及びデータの解析操作です。機械のメンテナンスに関してはGTCスタッフが担当していますので説明を省略します。同じ内容で2回行ないますので、参加を希望される方は、5月10日(月)までに、希望の説明会をE-mail (www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp)で御連絡下さい。部屋が狭く人数に限りがあるため希望に添えられない場合があります。予めご了承下さい。

===== キャピラリーシーケンサー使用説明会 =====
機 器:ABI 310
   [アプライド バイオシステムズ ジャパン(株)]
日 時:2003年 5月21日(金)
   第1回 10:00〜12:00
   第2回 14:00〜16:00
場 所:遺伝子実験施設・5階・機器分析室(502)
説明担当者:アプライド・バイオシステムズ・ジャパン(株)
      フィールドアプリケーション  浅井 敏夫 氏

(4)『アクティブボード』 について

 4月の『アクティブボード』は、伏見 文良氏(発生医学研究センター 神経発生分野)、藤原 守氏(エイズ学研究センター ウイルス制御分野)及び佐藤 愛美氏(エイズ学研究センター ウイルス制御分野)の3人にお願いしました。各ポスターのAbstractも『アクティブボード』のページに掲載していますので、是非ご覧下さい。


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熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設,
E-mail: www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp