内容:
(1)第47回遺伝子技術講習会のお知らせ
(2)第48回遺伝子技術講習会のお知らせ
(3)第49回遺伝子技術講習会のお知らせ
(4)『アクティブボード』について
下記日程で第47回遺伝子技術講習会を開催します。今回は、アトー(株)の2次元電気泳動システムを実際に用いて、実習形式の講習会を開催します。ただし、実習参加者は先着20名限定とし、既に締め切りました。見学のみの場合、事前連絡の必要はありません。多数の方の御来聴を歓迎いたします。
======= 第47回遺伝子技術講習会 ======
主 催:熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
共 催:拠点形成研究B「新世代生命科学におけるプロテオミクス研究・教育システムの構築」
テーマ:『1日で終る2次元電気泳動』
日 時:2004年 9月21日(火)14:00〜17:00
場 所:熊本大学 生命資源研究・支援センター
遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
講 師:アトー株式会社 顧客部 製品戦略グループ 石田 由加 氏
内 容:ミニ2次元電気泳動システムを利用した実技と講義(基礎・基本的レベル)
(1)使用装置:アトー 2Dミニスラブシステム
http://www.atto.co.jp/compact2D.htm
1次元目 電源付ディスク泳動装置「ディスクラン」
既製ゲル「アガーゲル」
2次元目 電源付ミニスラブ泳動装置「パジェラン」
既製ゲル「e・パジェル」
(2)実技内容:上記装置1式/グループ(2〜4人)
サンプル調製〜1D泳動〜ゲル洗浄〜2D泳動〜検出
適正時間より各々短縮し規定時間内で終了予定
(3)講義内容:実技の合間に簡単なレクチャー
タンパク質と電気泳動の基礎
2次元電気泳動とは 原理と実験
2次元電気泳動の目的 ブームの理由・背景
下記日程で第48回遺伝子技術講習会を開催します。多数の方の御来聴を歓迎いたします。
======= 第48回遺伝子技術講習会 ======
主 催:熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
テーマ:『アジレント社DNAマイクロアレイシステムの紹介
−各製品の特徴から研究応用例の紹介を含めて−』
日 時:2004年 9月27日(月)15:00〜17:00
場 所:熊本大学 生命資源研究・支援センター
遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
講 師:横河アナリティカルシステムズ株式会社 ライフサイエンス営業本部
バイオアプリケーショングループ 長田 直子 氏
内 容:
Agilent Technologiesは,DNAマイクロアレイを初めとして,RNA抽出キットから発現解析ソフトウェアまで遺伝子発現解析に必要なすべてのツールを提供しております.セミナーではマイクロアレイの感度・再現性・正確性や,微量サンプルへの対応など,これからの遺伝子発現解析に必要とされている点に対してのソリューションを含めて各製品について紹介いたします.またAgilent社のマイクロアレイを使用した研究例として,(1)レーザーマイクロダイセクションを用いた食道癌のプロファイリング,(2)マウスの着床前発生段階における遺伝子発現解析,(3)イネの各種ストレス応答遺伝子の解析についてご紹介いたします。
15:00-15:30 DNAマイクロアレイの基礎
15:30-16:05 アジレント社マイクロアレイシステムの紹介
16:05-16:15 休憩
16:15-16:45 研究例の紹介
16:45-17:00 質疑・応答
下記日程で第49回遺伝子技術講習会を開催します。多数の方の御来聴を歓迎いたします。
======= 第49回遺伝子技術講習会 ======
主 催:熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
共 催:拠点形成研究B「新世代生命科学におけるプロテオミクス研究・教育システ ムの構築」
テーマ:『次世代マイクロアレイ技術セミナー』
〜最新のBeadArray技術を用いた遺伝子発現解析
及びSNPジェノタイピングの網羅的研究アプローチ〜
日 時:2004年10月 7日(木)13:30〜15:30
場 所:熊本大学 生命資源研究・支援センター
遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
講 師:イルミナ株式会社 営業部 浅岡 広彰 氏
内 容:
(1)イルミナ社BeadArray技術の原理・各種アッセイ方法について <約45分>
(2)最新アプリケーション紹介
・ユニバーサルビーズアレイを用いたフォルマリンあるいは
パラフィン固定サンプルの遺伝子発現プロファイリング <約30分>
・国際HapMapプロジェクト
染色体8Q、9、18Q、22、Xに対するハイスループットSNPジェノタイピング < 約30分>
(3) 総括および質疑応答 <約15分>
イルミナ社は、現在ヒトゲノム計画から得られたデータを独自のバイオインフォマ ティック技術と半導体製造技術を用いて医学的に適切な情報に変換し、「オーダーメ イド医療」に向けて遺伝子の機能や多様性を解析するための次世代ツールを開発して おります。例えばこれらの情報は、遺伝子の機能と変異が疾病とどのように関係する かを明らかにし、創薬の可能性を拡大し、特定疾病の早期発見(バイオマーカー探索 等)に役立てます。
弊社の中核技術となるBeadArray技術は、SNPジェノタイピング解析および遺伝子発 現解析のアプリケーションに対応しております。将来は、この BeadArray技術を用い て大規模なプロテオミクス解析も可能なように開発を進めております。
SNPジェノタイピング解析については、現在「国際HapMapプロジェクト」の約60%強 の施設に弊社BeadLab設備を導入し、HapMap tag (HapTag SNPs)のデザインおよび解 析を行っております。近い将来、HapTag SNPs Array、100,000SNPを1Chipに搭載した BeadArrayも発売を予定しております。遺伝子発現解析については、2004年10月にヒ トの遺伝子解析を網羅的に解析(48,000転 写産物搭載)可能なBeadChip、機能のわ かったRefSeqデータベース上の24,000転写産物を搭載したBeadChipを発売いたしま す。価格は、それぞれ\30,000/サンプル、\20,000/サンプルと低価格設定であります が、n=30以上のデータポイントを持つ絶対値の出せる高性能定量アレイです。現在、 NIH、各製薬企業等のトキシコロジー研究、創薬研究、毒性試験等のアプリケーショ ンでの販売実績がございます。本セミナーでは、イルミナ社のBeadArray技術、 各種 アッセイ方法、および応用例をご紹介いたします。
9月の『アクティブボード』は、高田 比呂志氏(熊本大学 エイズ学研究センター ウイルス制御分野)、金子 武人(熊本大学 生命資源研究・支援センター 資源開発分野)及び柳 美穂氏(アーク・リソース株式会社、熊本大学 生命資源研究・支援センター 資源開発分野)の3人にお願いしました。各ポスターのAbstractも『アクティブボード』のページに掲載していますので、是非ご覧下さい。
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