内容:
(1)第49回遺伝子技術講習会のお知らせ
(2)第50回遺伝子技術講習会のお知らせ
(3)第51回遺伝子技術講習会のお知らせ
(4)第9回遺伝子実験施設セミナーのお知らせ
(5)『EGTC』について
(6)『アクティブボード』について
下記日程で第49回遺伝子技術講習会を開催します。
多数の方の御来聴を歓迎いたします。
======= 第49回遺伝子技術講習会 ======
主 催:熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
共 催:拠点形成研究B「新世代生命科学におけるプロテオミクス研究・教育システムの構築」
テーマ:『次世代マイクロアレイ技術セミナー』
〜最新のBeadArray技術を用いた遺伝子発現解析
及びSNPジェノタイピングの網羅的研究アプローチ〜
日 時:2004年10月 7日(木)13:30〜15:30
場 所:熊本大学 生命資源研究・支援センター
遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
講 師:イルミナ株式会社 営業部 浅岡 広彰 氏
内 容:
(1)イルミナ社BeadArray技術の原理・各種アッセイ方法について <約45分>
(2)最新アプリケーション紹介
・ユニバーサルビーズアレイを用いたフォルマリンあるいは
パラフィン固定サンプルの遺伝子発現プロファイリング <約30分>
・国際HapMapプロジェクト
染色体8Q、9、18Q、22、Xに対するハイスループットSNPジェノタイピング < 約30分>
(3) 総括および質疑応答 <約15分>
イルミナ社は、現在ヒトゲノム計画から得られたデータを独自のバイオインフォマティック技術と半導体製造技術を用いて医学的に適切な情報に変換し、「オーダーメイド医療」に向けて遺伝子の機能や多様性を解析するための次世代ツールを開発しております。例えばこれらの情報は、遺伝子の機能と変異が疾病とどのように関係するかを明らかにし、創薬の可能性を拡大し、特定疾病の早期発見(バイオマーカー探索等)に役立てます。
弊社の中核技術となるBeadArray技術は、SNPジェノタイピング解析および遺伝子発現解析のアプリケーションに対応しております。将来は、この BeadArray技術を用いて大規模なプロテオミクス解析も可能なように開発を進めております。
SNPジェノタイピング解析については、現在「国際HapMapプロジェクト」の約60%強の施設に弊社BeadLab設備を導入し、HapMap tag (HapTag SNPs)のデザインおよび解析を行っております。近い将来、HapTag SNPs Array、100,000SNPを1Chipに搭載したBeadArrayも発売を予定しております。遺伝子発現解析については、2004年10月にヒトの遺伝子解析を網羅的に解析(48,000転 写産物搭載)可能なBeadChip、機能のわかったRefSeqデータベース上の24,000転写産物を搭載したBeadChipを発売いたします。価格は、それぞれ\30,000/サンプル、\20,000/サンプルと低価格設定でありますが、n=30以上のデータポイントを持つ絶対値の出せる高性能定量アレイです。現在、NIH、各製薬企業等のトキシコロジー研究、創薬研究、毒性試験等のアプリケーションでの販売実績がございます。本セミナーでは、イルミナ社のBeadArray技術、 各種アッセイ方法、および応用例をご紹介いたします。
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下記日程で第50回遺伝子技術講習会を開催します。
多数の方の御来聴を歓迎いたします。
======= 第50回遺伝子技術講習会 ======
主 催:熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
テーマ:『遺伝子解析分野におけるDNA精製技術とフィルターの効果的利用法』
日 時:2004年10月21日(木)15:00〜17:00
場 所:熊本大学 生命資源研究・支援センター
遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
講 師:日本ミリポア株式会社 ライフサイエンス事業部
フィールドサポート 藤田 泰樹 氏
内 容:
1.フィルターおよびろ過、基礎 (30分)
・各種フィルターの構造および材質的特徴とフィルター選択の基礎
2.ポジティブチャージナイロンメンブレンを使用したブロッティング実験の
最適化(30分)
・メンブレン上へのDNA固定化条件と検出感度の差異について。
3.各種フィルター技術を使用したDNA精製(40分)
・Plasmid DNA精製、PCR増幅産物の精製、DNA Sequencing反応サンプル
の精製などにおけるフィルター技術の効果的利用について
*上記内容以外にも、DNA精製・解析およびフィルター関連の各種御質問にお応え
します。
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下記日程で第51回遺伝子技術講習会を開催します。多数の方の御来聴を歓迎いたします。
======= 第51回遺伝子技術講習会 ======
主 催:熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
共 催:拠点形成研究B「新世代生命科学におけるプロテオミクス研究・教育システムの構築」
テーマ:『ハイスループットからハイコンテントスクリーニングへ
〜ArrayScan VTI HCS Readerのご紹介〜』
日 時:2004年10月26日(火)16:00〜17:30
場 所:熊本大学 生命資源研究・支援センター
遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
講 師:ベックマン・コールター株式会社
バイオメディカルリサーチ本部 小出 のり 氏
内 容:
ArrayScan VTI HCS Readerは、1回のスキャンでより多くの細胞レベルでの情報を得ることが出来ます。倒立型蛍光顕微鏡をベースとした自動画像解析システムで、96及び384 well plateで多重蛍光免疫染色した細胞をスキャンし、撮影した顕微鏡像を基にそれぞれのパラメーターの蛍光強度を自動的に定量解析します。ArrayScan VTI HCS Readerは、細胞の形態変化から、転写因子の核移行、レセプター解析、細胞毒性解析などの細胞内シグナル伝達解析まで、様々なセルベースアッセイを網羅する今までにない豊富なアプリケーションと実用的なオプションツールを搭載できます。また、鮮明な画像取得の出来るカールツァイス社セクショニングシステムApoTomeを搭載することが可能になりますので、画像のクオリティーも追及することが出来ます。ArrayScan VTI HCS Systemの詳細な情報と最新のアプリケーションをご紹介いたします。下記ホームページも御参照下さい。
http://www.cellomics.com/
http://biotech.nikkeibp.co.jp/netlink/bckk/index.html
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下記日程で第9回遺伝子実験施設セミナーを開催します。詳細はセミナーのページをご覧下さい。多数の方の御来聴を歓迎いたします。
======= 第9回遺伝子実験施設セミナー ======
主 催:熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
テーマ:『ステムセル』
日 時:2004年11月 5日(金)15:00〜17:00
場 所:熊本大学 生命資源研究・支援センター
遺伝子実験施設・6階・講義室(602)
講師および講演内容
『ES細胞における分化多能性と高い増殖能の維持機構』
京都大学 再生医科学研究所
奈良先端科学技術大学院大学 遺伝子教育研究センター
教授 山中 伸弥
『ニッチによる造血幹細胞の分裂制御』
慶應義塾大学医学部 発生・分化生物学
教授 須田 年生
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生命資源研究・支援センター バイオ情報分野は、発生医学研究センター 臓器形成分野と共同で行っている可変型遺伝子トラップクローンのデータベース『EGTC』 (Exchangeable Gene Trap Clones)を作成し、8月から公開しています。まだ未完成な部分もあり、クローン数も少ないのですが、少しずつ充実させていきたいと考えています。
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10月の『アクティブボード』は、川島 夕佳氏(熊本大学 エイズ学研究センター ウイルス制御分野)、柴田 潤二氏(熊本大学 エイズ学研究センター 病態制御分野)及び鈴 伸也氏(熊本大学 エイズ学研究センター 予防開発分野)の3人にお願いしました。各ポスターのAbstractも『アクティブボード』のページに掲載していますので、是非ご覧下さい。
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