今月のお知らせ
  (平成17年10月)

2005年10月 3日 更新


 内容:
  (1)第59回遺伝子技術講習会のお知らせ
  (2)生命資源研究・支援センターシンポジウムのお知らせ
  (3)『アクティブボード』 について


<これまでのお知らせ>


(1)第59回遺伝子技術講習会のお知らせ

 下記日程で、第59回遺伝子技術講習会を開催します。  多数の方のご来聴を歓迎いたします。

=========第59回遺伝子技術講習会=========
主 催:熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
共 催:拠点形成研究B「新世代生命科学におけるプロテオミクス
    研究・教育システムの構築」
テーマ:『ゾイジーン無細胞蛋白質合成キットを用いた簡便な蛋白質調製』
日 時:2005年10月6日(木)13:00〜17:00
        10月7日(金) 9:00〜12:00
講 師:ゾイジーン株式会社 蛋白合成事業部
    三沢 悟氏、太田 幸子氏、古賀 裕久氏
【要旨】
 ヒトを初めとするあらゆる生物のゲノムの解読が完了し、すでにポストゲノム
研究が展開されています。未知遺伝子の機能を明らかにするためには迅速な蛋白
質発現系の開発が必須であり、近年無細胞蛋白質合成系が注目されています。
 ゾイジーン社では従来の無細胞蛋白質合成系に比べて機能解析ならびに構造解
析用蛋白質の合成に適した簡便で安価な小麦胚芽無細胞蛋白質合成系を開発いた
しました。
 今回のセミナーでは最近ゾイジーン社より発売された無細胞蛋白質合成キット
の使用方法についてデモンストレーションを通じてご紹介します。ぜひとも皆様
のご研究にお役立て下さい。

10月6日(木)
13:00〜13:30 小麦胚芽無細胞蛋白合成系の概要説明
13:30〜14:00 mRNA転写反応の概要説明
14:00〜15:00 mRNAの精製及び濃度算出
15:00〜15:30 翻訳反応の概要説明
15:30〜16:30 GFPの合成

10月7日(金)
 9:00〜 9:30 合成されたGFPの蛍光強度測定
 9:30〜12:00 SDS-PAGEによる合成されたGFP及び
            プロテインホスファターゼの確認

(2)生命資源研究・支援センターシンポジウムのお知らせ

 下記日程で第2回生命資源研究・支援センターシンポジウムを開催します。
 多数の方の御来聴を歓迎いたします。

=== 第2回 生命資源研究・支援センターシンポジウム ===
主 催;熊本大学 生命資源研究・支援センター
日 時;平成17年10月24日(月)14:30〜17:00
場 所;熊本大学 生命資源研究・支援センター
    RIC・GTC棟 6階 講義室(602)
講 師および講演内容;
14:30〜14:40
  センター長挨拶
14:40〜15:10
  『上海実験動物センターの紹介と中国における実験動物施設の現状』
     熊本大学 生命資源研究・支援センター 客員教授
     中国科学院 上海実験動物センター 教授(所長)
        徐 平
15:10〜15:40
  『Biological Ontologyの現状と展望』
     熊本大学 生命資源研究・支援センター 客員教授
     国立遺伝学研究所 生物遺伝資源情報総合センター 助教授
        山崎 由紀子
15:40〜16:00
  休 憩
16:00〜16:30
  『疾患プロテオミクス研究の現状と展望
          ー企業研究者から見た将来の方向性ー』
     熊本大学 生命資源研究・支援センター 客員教授
    (株)島津製作所プロテオーム解析センター 主任研究員
        佐藤 孝明
16:30〜17:00
  『泌尿生殖器官発生メカニズムのマウスモデルにおける解析;
          総合マウス施設(CARD)における1発生学研究』
     熊本大学生命資源研究・支援センター 技術開発分野 教授
     熊本大学大学院薬学教育部 分子機能薬学講座 病態遺伝子解析学 教授
        山田 源

(3)『アクティブボード』 について

 平成17年10月の『アクティブボード』は、井手 深雪氏(熊本大学大学院自然科学研究科 谷研究室)、大隈 聖子氏(熊本大学大学院自然科学研究科 安部研究室)及び内田 一郎氏(熊本大学大学院自然科学研究科 安部研究室)の3人にお願いしました。各ポスターのAbstractも『アクティブボード』のページに掲載していますので、是非ご覧下さい。


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熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設,
E-mail: www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp