内容:
(1)第76回遺伝子技術講習会のお知らせ
(2)ひらめき☆ときめきサイエンスのお知らせ
(3)組換えDNA実験教育研修会のお知らせ
(4)『アクティブボード』 について
下記日程で第76回遺伝子技術講習会を開催します。また、当日10:00〜17:00の時間枠内において、Microporator MP-100のデモンストレーションを行います。予約制としますので、デモを希望される方は、下記ホームページにアクセスし、希望する時間帯及びサンプルの内容を御連絡下さい。希望者多数の場合は先に申し込まれた方を優先しますので予めご了承下さい。
デモンストレーション申込ページ
なお、14時からの技術講習会は自由参加です。事前登録の必要はありません。多数の皆様のご来聴を歓迎致します。
===== 第76回遺伝子技術講習会 =====
主 催:熊本大学生命資源研究・支援センター
テーマ:『次世代 遺伝子導入装置技術セミナー』
〜最新のキャピラリー電極を用いたエレクトロポレーション〜
日 時:2006年 9月 7日(木) 14:00〜15:00
場 所:熊本大学 生命資源研究・支援センター
遺伝子実験施設 6階 講義室(602)
機 器:ピペットタイプ・遺伝子導入装置
Microporator MP-100[エア・ブラウン株式会社]
講 師:エア・ブラウン(株) ライフサイエンス部 アプリケーション担当 森 宗大氏
エア・ブラウン(株) ライフサイエンス部 チームリーダー 池田 洋一氏
内 容:
エア・ブラウン社はセルラインやプライマリー細胞へ高い遺伝子導入率・高い細胞生存率を可能にする新技術キャピラリー電極方式の遺伝子導入装置を発売開始いたしました。この装置は新しいマイクロピペット内にキャピラリー電極を設けた新技術と専用試薬により高い遺伝子導入効率・高い細胞生存率をもたらします。従来から用いられているエレクトロポレーションはキュベット内に細胞・核酸を入れ高電圧により高効率遺伝子導入されていましたが、アルミ電極由来のAl3+や酸化物、操作の複雑性により細胞に強いダメージを与えていました。Microporatorではキュベットを使用せず、専用マイクロピペット内で直接エレクトロポレーションする方法で、細胞へのダメージを抑えることにより高い細胞生存率が可能です。本セミナーでは、Microporatorによる遺伝子導入技術、操作方法、従来のキュベット法との優位点をご紹介いたします。
プログラム
1. キャピラリー電極方式Microporator技術の特徴・原理について 約20分
2. Microporatorの操作説明 約20分
3. 質疑応答 約20分
エア・ブラウン株式会社 Microporator詳細ページ
下記日程で「ひらめき☆ときめき サイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜KAKENHI」を開催します。高校生を対象としますが、小・中学生の参加も可能です。 プログラム等詳細は、 ひらめき☆ときめきサイエンス開催告知のページ をご覧下さい。
テーマ;命を大切に 〜遺伝子改変マウスについて考えてみよう〜
開催日;平成18年8月18日(金)10:00〜16:00
場 所;熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
6階 講義室(602)
対 象;高校生 約30人 (保護者の参加も可能)
内 容;
「遺伝子組換え」という言葉を聞いて、どういうイメージを思い浮かべますか? マウスの遺伝子を自由に操れると聞いたら、何を考えますか? あなたがお父さんやお母さんに似ているのも遺伝子が原因ですし、あなたが毎日健康に生きていけるのも遺伝子のお陰です。「遺伝子」について考えることは、「生命」について考えることにつながります。
このプログラムでは、「生命科学」の最前線の話題のひとつとして「遺伝子改変マウス」に焦点を当てることにしました。まず最初に、なぜ遺伝子改変マウスが必要なのかを判り易く説明します。その後、バイオテクノロジーの最も基礎的な技術である「DNAのエタノール沈殿」を、参加者全員に体験してもらいます。午後は、遺伝子改変マウスの実例として「光るマウス」を紹介し、その受精卵から新生児として生まれるまでの成長過程を、蛍光実体顕微鏡を用いて観察します。その後、保護者も交えて『医学における遺伝子組換え技術の意義』に関するフォーラムを開催します。
「遺伝子」に興味がある全ての人に参加していただきたいと考えています。
熊本大学では、文部科学省「地域貢献特別支援事業」の一環として、平成14年度から熊本県内の中学・高等学校の現職理科教員を対象としたトレーニングコースを開催してきました。今年度も、下記日程で教育研修会を開催しますのでお知らせします。
=== 平成17年度 理科教員のための組換えDNA実験教育研修会 ===◯
参加対象;熊本県内の中学・高等学校現職理科教員及びその関係者
◯募集人員;20名
◯実施期日;平成17年8月10日(水)〜平成17年8月12日(金) ◯
実施場所;熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
◯ 6階 講義室(602)およびセミナー室(601) ◯
受講料;無料
◯講義内容;◯
中学・高等学校における遺伝子教育や規制法に関する講義、及びプラスミド による大腸菌の形質転換などの実習を行うと同時に、生命倫理を含めた生命科 学の最先端の話題を提供する。◯◯ プログラム等詳細は、理科教員のための組換えDNA実験教育研修会のページをご覧下さい。
平成18年 8月の『アクティブボード』は、本園 千尋氏(熊本大学 エイズ学研究センター ウイルス制御分野)、福永 剛隆氏(熊本大学 発生医学研究センター 初期発生分野)及び薄 聖子氏(熊本大学 大学院医学薬学研究部 遺伝子機能応用学分野)の3人にお願いしました。各ポスターのAbstractも『アクティブボード』のページに掲載していますので、是非ご覧下さい。
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