今月のお知らせ(平成8年12月)
熊本大学・遺伝子実験施設
熊本市本荘2ー2ー1
Tel : (096) 373-6501, FAX : (096)373-6502
1996年12月2日 更新
<遺伝子技術講習会テキストについてのお知らせ>
11月27日に開催した、第3回遺伝子技術講習会で配付しましたテキスト『FISHからCGH まで』がまだ残っていますので、希望される方(先着50名)に差し上げます。内容は、FISHおよびCGHの具体的なプロトコールと、その結果得られた蛍光シグナルのカラー写真を含んでいます。執筆されたのは、東北大学医学部病理学第1講座助手の福重真一先生です。
<続、Somatic Cell Hybrid Panelについてのお知らせ>
遺伝子実験施設では、最近市販されるようになった各種ゲノムDNAなどを購入し、少量ずつ分注して実費で利用者に配付することを計画しています。その第2段として、PCRable DNA Monochromosomal Somatic Cell Hybrid Panel (BIOS Laboratories, Inc.) とPCRable DNA Polychromosomal Somatic Cell Hybrid Panel (BIOS Laboratories, Inc.)を購入しました。これらのパネルは、単一もしくは複数のヒト染色体を含むハイブリドーマのセットから構成されており、Monochromosomal Somatic Cell (MSC)の方は24本の、またPolychromosomal Somatic Cell (PSC)の方は20本のハイブリドーマDNAをサンプルとしてPCRを行なうことにより、目的とする遺伝子が何番の染色体にのっているか決定することが出来ます。
このうちPCRable DNA Polychromosomal Somatic Cell Hybrid Panel (BIOS Laboratories, Inc.) の分注作業も終了しましたのでお知らせします。各ゲノムDNA 10マイクロリットルずつ分注しており、標準的なプロトコールでのPCR 10 回分になります。価格は1セット8,300円です。DNA合成機やシークエンサーと同様に、利用者負担金として年2回移算措置を行なう予定です。希望される方は、遺伝子実験施設まで御連絡下さい。
<これまでのお知らせ>
熊本大学・遺伝子実験施設, E-mail:WWW@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp