今月のお知らせ
 (平成10年1月)

熊本大学・遺伝子実験施設
熊本市本荘2−2−1
Tel : (096) 373-6501, FAX : (096)373-6502
1998年 1月 5日 更新

  ******謹賀新年******
  今年もよろしくお願いいたします。

<年末大掃除について>

 遺伝子実験施設では、12月26日午前10時から11時半まで、施設利用者による年末大掃除を行いました。登録者が5名以上の講座から1名ずつ、また、医学部腫瘍医学講座と理学部生物科学科からは3名ずつの参加申込があり、合計15講座19人で各実験室や講義室の掃除をしていただきました。ありがとうございました。参加していただいた皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。

<コンピューターウイルスについて>

 昨年12月22日(月)午後、遺伝子実験施設6階遺伝情報解析室(606)に設置しているMacintosh Performa 6410[LFRMac]から、コンピューターウイルス(MBDF A)が検出されました。このコンピューターは、スライド作成装置(Personal LFR PLUS)用に11月から使用しているものですが、ネットワークにも接続しています。ただし、同室内に設置しているPower Macintosh 7100/80[idenshi]、Power Macintosh 8500/150[GENETYX]、及び別の部屋に設置している9台のパソコンからは検出されませんでしたので、ネットワークを介した2次感染の危険性は低いと考えられます。
 今回のウイルス感染は、Performa 6410[LFRMac]を使用した利用者が、使用したディスクを講座に持ち帰った後チェックしたら感染していたという連絡により発覚しました。迅速な連絡をしていただいた医学部遺伝発生医学研分化制御部門の山口助教授に、この場を借りて感謝いたします。
 使用記録ノートに基づき、Performa 6410[LFRMac]の使用者にはすぐ連絡し、ウイルスチェックを依頼しました。これまでのところ、ウイルスが検出されたという報告はありません。LFRMacに関しては、ハードディスクを初期化し、システムを入れ換えました。現在は、正常に使用できます。
 今回のウイルス感染の原因は不明ですが、このPerforma 6410[LFRMac]は、昨年11月から使用を開始したばかりで、ウイルス除去ソフトを入れ忘れていました。システム管理者として手落ちがあり、利用者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫び致します。
 遺伝子実験施設では、これまで、ウイルス除去ソフト(Disinfectant 3.6)をインストールし、時々チェックするという方法をとっていたのですが、今回の事件を教訓として、SAM 4.5.1をすべてのパソコン(Mac 及び PowerMac)にインストールしました。また、Disinfectantも3.7.1にバージョンアップしています。

<悪質なルール違反者について>

 去る12月9日(火)に開催されました第13回遺伝子実験施設運営委員会において、『ルール違反者の処置方法についての申合せ』が決まりましたのでお知らせします。これは、悪質なルール違反者に関する処置について暫定的に第1段階から第4段階まで定め、9月29日付けで施設内に掲示していました[利用者の皆さまへ(警告)]に替わるものです。この申合せは、12月9日から適用を開始しています。
 この申合せは、遺伝子実験施設をより利用しやすい施設にすることを目的としています。運用は弾力的に行う予定ですが、各自『利用の手引き』にもう一度目を通していただき、ルールを守ってご利用下さい。また、他の利用者の使用記録ノートのつけ忘れや、後片付けのし忘れなどに気づかれた場合は、利用者どうし声をかけて注意されるようお願いいたします。悪質と思われる場合はスタッフに御連絡下さい。
*************************************
ルール違反者の処置方法についての申合せ
(趣旨)
第1 この申合せは、「熊本大学遺伝子実験施設利用内規」第8条
   に基づき、ルール違反者の処置に必要な事項を定める。
(処置内容)
第2 遺伝子実験施設長が必要と認めた場合、ルール違反者に対し
   次の処置を行うことが出来る。
 第1段階:厳重注意をし、第2段階以降の処置について警告する。
 第2段階:遺伝子実験施設利用の1カ月禁止。氏名公表。
 第3段階:遺伝子実験施設利用承認の取り消し。氏名公表。
(適用範囲)
第3 ここでルール違反者とは、下記項目のいずれかに該当する者
   を示す。
(1)スタッフに無断で、遺伝子実験施設の物品を施設外に持ち
   出した者。
(2)予約及び使用記録ノートへの記入をせずに、機械や実験台を
   頻繁に使用した者。
(3)他の利用者の物品を無断で使用した者。
(4)遺伝子実験施設利用承認を受けていないのに、スタッフに
   無断で施設を利用した者。
(5)その他、他の利用者の迷惑になるような行為を故意に行った者。
(運用指針)
第4 施設長が、利用者の行為をルール違反であると認めた場合、
   初回であれば第1段階を適用し、本人及びその利用責任者に
   その旨を通知する。再度ルール違反が認められた場合は、
   第2段階を適用し、本人及び利用責任者へ通知すると同時に、
   施設1階玄関内の掲示板に氏名及び処置内容を掲示する。
   更に、3度目のルール違反が認められた場合、第3段階を
   適用する。

<これまでのお知らせ>

熊本大学・遺伝子実験施設, E-mail:www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp