今月のお知らせ(平成10年8月)

熊本大学・遺伝子実験施設
熊本市本荘2−2−1
Tel : (096) 373-6501, FAX : (096)373-6502
1998年 8月 7日 更新


今月のお知らせ(8月)

 内容:
  (1)PCR System 9600 のプログラムについて
  (2)GENETYX-SVバ−ジョンアップについて


<これまでのお知らせ>


(1)PCR System 9600 のプログラムについて

 遺伝子実験施設・5階・機器分析室(502号室)に設置している
GeneAmp PCR System 9600(パ−キンエルマ−)は、メモリ−
容量による制限があり、150番までしかプログラムできません。そ
こで、先日お知らせしました様に、7月16日(木)プログラムの整
理を行いました。7月16日(木)以降初めて使用する場合、必ず自
分で使用するプログラムの番号及び内容を確認して下さい。
 また、これから新しいプログラムを入力する場合、下記ル−ルを守
って下さい。
  ****************************************
1)プログラム No.1-11 に4℃や95℃などの様々な HOLD
 プログラムをまとめています。全く同じ内容で新たに番号
 を消費しないようにして下さい。
2)プログラムを保存する際に、プロテクトはかけないで下
 さい。どうしてもプロテクトをかけないと不安だという人
 は、ユ−ザ− No.99 を使用して下さい。
3)必ず、プログラムリストに記帳し、誰が入力したか判る
 ようにして下さい。
4)条件検討など、1回しか使用しない可能性のあるプログ
 ラムは、PCR 終了後、消去して下さい。
  ****************************************


(2)GENETYX-SVバ−ジョンアップについて

 GENETYX-SVシステムがバ−ジョンアップしました。Genetyx-SV
/DB 39.0 及び Genetyx-SV/R 10.0 に替わっています。使用方法は
今までどうりです。新しいバ−ジョン(GENETYX-MAC Version 10)
の操作説明書は、1週間単位で貸し出しします。

  ・・・GENETYX-SV/DB(クライアント数;5)・・・
 デ−タベ−スをサ−バ−上に構築し、高速にホモロジ−検索を行い
ます。デ−タベ−スは、インタ−ネットを通して、毎日自動的に更新
されています。また、プライベ−トデ−タベ−スの構築も可能です。

  ・・・GENETYX-SV/R(クライアント数;5)・・・
 GENETYX-MACの最新バ−ジョンを、ワ−クステ−ションで処理す
るシステムです。制限酵素地図作成、ホモロジ−比較、PCR プライ
マ−検索など核酸配列やアミノ酸配列の解析に必要な機能はそろって
います。

  ・・・GENETYX-SV/ATSQ(クライアント数;1)・・・
 核酸配列自動結合処理、結合マップの表示、Contig 同士の結合、
コンセンサスシ−クエンスの編集等が出来ます。

 このシステムは、遺伝子実験施設内のマックだけでなく、あらかじ
め登録したマシンであれば、医学部基礎棟や黒髪からでもアクセスで
きます。ただし、登録を希望する講座で誰か責任者を決めてもらい、
クライアントソフトのバ−ジョンアップや、トラブル時の対応などに
協力してもらう必要が有ります。また、それぞれのシステムに関して
登録するクライアントマシン1台あたり2万円の年間登録料金を利用
者負担金として集めます。もちろん、遺伝子実験施設内のマシンで利
用するのは無料です。


熊本大学・遺伝子実験施設; E-mail:www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp