熊本大学・遺伝子実験施設
熊本市本荘2−2−1
Tel : (096) 373-6501, FAX : (096)373-6502
1998年 9月 2日 更新
内容:
(1)遺伝子実験施設セミナ−について
(2)共焦点レ−ザ−スキャン顕微鏡について
(3)プライマ−とリンカ−について
遺伝子実験施設では、昨年10月30日に行いました「遺伝
子実験施設・竣工記念セミナ−」と同様なスタイルで、毎年1回
遺伝子実験施設セミナ−を開催することにしました。平成10年
度(第2回)遺伝子実験施設セミナ−は、「老化」をテ−マにし、
鍋島陽一先生と古市泰宏先生に御講演をお願いしてあります。
11月5日(木)15時〜17時開催予定です。
遺伝子実験施設・5階・組織検査室(507号室)に設置し
ている共焦点レ−ザ−スキャン顕微鏡(FLUOVIEW、オリンパ
ス)のレ−ザ−発振器(メレスグリオ製3波長レ−ザ−、寿命:
1200時間)の使用時間が1500時間を超え、劣化が著し
くなりましたので、交換することにしました。レ−ザ−発振器
の価格が220万円で、さらにセットアップ費及び運搬費30
万円が加算され、合計250万円になります。
FLUOVIEWについては、当初利用者負担金はとらない方針で
スタ−トしたのですが、今年5月から30分100円の利用者
負担金を集めることにしました。しかしながら、予想以上に
レ−ザ−発振器の交換頻度が高く、運営費への負担が大きいこ
とが判りましたので、平成10年10月1日から、利用者負担
金を10分100円に値上げすることにしました。御了承下さい。
なお、新しいレ−ザ−発振管は11月頃納品予定なのですが、
使用中のレーザーがその前に切れる恐れもありましたので、本
日(9月1日)代替品に交換しました。代替品は、3波長レ−
ザ−(488/568/647nm)ではなく、2波長レ−ザ−
(488/568nm)です。11月の交換まで647nmは使用できま
せんので、ご注意ください。
「施設利用者のためのミニ情報」の中の「合成DNAリスト」
を改訂し、「プライマ−・リスト」としました。これまでの
33種類から51種類に増えています。また、新たに「リン
カ−・リスト」も作成しました。これは、Eco RIやNco Iなど
よく使われるリンカ−を合成し、小分けしたものです。5’末
端のリン酸化は行っていません。1本(1nmol)150円で
す。遺伝子実験施設利用登録者であれば誰でも利用できます。
是非御利用下さい。