遺伝子ってどんな構造をしているの?
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  まず最初に遺伝子の構造について解説をします。遺伝子の二重螺旋構造のミクロ構造は簡単にいうと、糖とリン酸でできた背骨の部分と、そこから4種類塩基が手を出すようにして突き出しています。塩基はA(アデニン),G(グアニン), C(シトシン), T(チミン)の4種類があり、 遺伝子の二重螺旋構造の中でAとT、GとCそれぞれ向かい合って存在しています。




DNAの二重螺旋の鎖は、ヒストンというタンパク質でできた芯に巻き付いて、ヌクレオソームという首飾りのような構造を作っています。この首飾り構造がさらに螺旋構造をつくり、それが折りたたまれて、最終的に染色体という構造を形成するのです。


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