熊本大学
生命資源研究・支援センター
遺伝子実験施設
熊本市本荘2−2−1
Tel : (096) 373-6501, FAX : (096)373-6502
2004年 4月 1日 更新
遺伝子実験施設を実際に利用する人のための、ちょっと役に立つミニ情報です。ただし、下記サービスを利用できるのは施設利用登録者だけです。利用登録をされていない方へのプライマーの分与などは行いませんので、ご了承ください。この内容に関してご意見や御要望のある方は E-mail(www@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp) または FAX(096-373-6502)で遺伝子実験施設まで御連絡下さい。
T3 や T7 など、よく使われるプライマーを大量合成し、小分けしたものです。濃度100ピコモル/マイクロリットルで、100マイクロリットルずつ分注してあります(Total 10 nmol)。PCR用です。sequence反応に使用出来るかどうかのチェックは行っていません。価格は1本700円です。
T3 や T7 など、シーケンス反応によく使われるプライマーを大量合成し、小分けしたものです。濃度8ピコモル/マイクロリットルで、50マイクロリットルずつ分注してあります(Total 0.4 nmol)。価格は1本300円です。
シーケンス反応用のプライマーは、量は少なくて済むのですが、品質が要求されます。PCR用に販売しているプライマーの中には、シーケンスに使用出来ないものも含まれています。例えば1ベース短い(合成反応の途中で止まっている)物が混ざっていた場合、PCR産物にはほとんど影響はありませんが、シーケンス反応産物は1ベース短い物がずれて泳動されることになりますので、波形が重なって読めなくなります。
このsequence用プライマーは、希釈、分注後、実際にシーケンス反応を行い、塩基配列が正確に読めることを確認しています。安心してご使用下さい。
Eco RI や Nco I など、よく使われるリンカ−を合成し、小分けしたものです。5’末端のリン酸化はしていません。1本(1 nmol)150円でお分けいたします。
遺伝子実験施設で購入している制限酵素および修飾酵素のリストです。今まで使った事が無い酵素を試しに使ってみたいという時や、在庫切れで、新しい製品がすぐには入手出来ないという時などに利用されると便利だと思います。スタッフがいないときでも、ノートに記帳してもらうだけで使用できます。利用料金については、各酵素ごとに単価を算出しましたので、使用記録ノートをもとに集計し、利用者負担金として集金します。