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（１）この本を選んだ理由を書いて下さい。
他の本も手にして見たがこの本がすんなりと読み進める事ができたので。
（２）この本で著者が一番伝えたい事は何だと思いますか？
ミトコンドリアDNAを通じて現在の世の中で地位や名誉など色んな事で他人と差別をし富を得る事だけに力を注いでいることへの警告、人間の原点は一緒なのだと伝えたいと思う。
（３）この本を読んで感じた事、考えた事を書いて下さい。
漠然とはこの世界に自分が存在できる事は祖先のお陰だという事は、考えた事はあったが、自分の考える範囲の祖先というものはもっと近い存在の人達だけであった。
その先の人達の事は考えてみもしなかった。
特にミトコンドリアDNAは母親からしか受け継がれない遺伝子であり、その仕事も細胞が酸素を使ってエネルギーを作り出す際にその手助けをする事。
女性が母親となった時、子供を産み育てて行ける強さの根源のような気がする。
ミトコンドリアDNAを調べる事により、今までまったくの他人と思ってきた人でさえ共通の祖先を持つ可能性もある。今後巡り会うかもしれない人達、そして今まで巡り会って来た人達、どんなに生活している環境が違えど、共通の祖先が生活してきた苦労や喜びが同じものだとするとまた違った感情がわいてくる。これから先も自分が受け継いだバトンに悔いの残らぬ人生を送り遂げたい。
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