シラバス(授業計画)
時間割コード:30300、開講年次:1年、学期:後期、
曜日:水曜日、時限:4限、選択/必修:選択、単位数:2
〔授業の目標〕
親子鑑定や犯人の同定など、遺伝子レベルで個人を識別出来る時代です。また、恐竜をよみがえらせるという話もあります。こんな夢のような話を現実にした技術がPCRです(ただし、恐竜はできません)。
では、PCR(Polymerase Chain Reaction)とはいったいどんな技術なのでしょうか。驚異的な生命工学の進歩に貢献している夢の技術PCRの世界を紹介します。
〔授業の内容〕
- PCRとは何か?(概説)
- PCRを理解するための基礎知識
- PCRが開発される前と実用化された後のバイオテクノロジ−
- 身近な話題をテーマにしたディベート
授業形態:講義。
キーワード:DNA、RNA、遺伝子、細胞、PCR
テキスト:プリント。
参考文献:「あなたの中のDNA」中村桂子著、ハヤカワ文庫(¥485)
「食卓の上のDNA」中村桂子著、ハヤカワ文庫(¥560)
「遺伝子と夢のバイオ技術」野島博著、羊土社(¥1,600)
評価方法:定期試験、レポート及び出席状況。特に冬休みの課題レポートに重点を置きます。
授業開放:定員5名、授業料¥8,200、開講期間(予定)10月8日〜1月28日。
〔この講義内容を深めたり、広げたりするするための指針〕
自分の頭で考える事が重要です。まず興味を持つところから始めて下さい。
遺伝子実験施設のホームページの中に、「生命科学G 受講生へのお知らせ」というページを作成しました。チェックして下さい。
E-mailでレポートを提出してもらうことにしました。メールアドレスは[GPCR@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp]です。
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